2005/10/24(Mon.) 修羅場 [長年日記]
■ [雑感] 文系SE
彼ら二人はいわゆるIT業界にいるのだが、高校は俺と同じく文系クラスで、大学でも経済学部へ進んだでいる。一人は営業なのに開発に加わっているみたいな話だが、一人はいわゆる「文系SE」である。
いろいろと俺でわかっているレベルの話をしてみたが、やはりコンピュータに関する知識は仕事に必要なところだけって言う印象を受けた。文系SEの友人は基本情報技術者をもっているが、本人いわく「それも忘れた」というあたりである。むろん、サーバ設定などはサポートスタッフがやっているらしい。本人はパッケージソフト(SAP)の畑にいるそうで、そのあたりいろいろ興味深い話が聞けた。なので、とくに開発で大変…ということはないらしい。自分の研究室の研究の話もしたが、私が「無線LAN」「JGN2」「クラスタリング」「車載ルータ」などといった技術要素から入っているのに対し、彼は「使う人」「使う場面」「いつどこでなんの端末で使うか」といったあたりを深く聞いて来た。そういったことをやはり重視していることが窺え、非常に面白かった。
あとは、将来的にガリガリプログラム組むのか、PMかコンサルか進むべき道を決めておいた方が良いと言われているらしい。一番最初の選択肢も与えられているというのには意外さも感じた。
営業なのに開発畑に足を突っ込んでいる友人の方は、すごい技術に詳しい人が同じチームに居てすごいって話だったが、「自分が良いと思った方法に縛られる」みたいな話も出ていたなあ。
とりあえず自分用まとめでした。
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