2017/05/23(Tue.) お姉さん寂しいなー [長年日記] この日を編集
■ [Diary] どうやったら根詰めて原稿が書けるのか
今年の黄金週間は、「住んでいる区でホテルを取り、缶詰になって原稿を書く」という経験をしてみた。ホテル以外での執筆効率含め、その感想をば書いてみる。
- ホテルで書く
- 広い机のある宿を取ったため、資料は十分におけた。
- PCで執筆しており、当然ネット環境もあるためつい思うがままに調べ物に走りがち。
- ベッドがあるので疲れたら寝てしまう。
- 椅子はホテル選びで最重要視して、肘置きつきのところを選んだ。上には上があるのは承知しているが、費用とのバランスではよいかと。
- ただ、誘惑が少ないことも確か。自宅に居ればうだうだしがちな休み初動でブーストをかけることはできたので、費用には見合ったか。
- 事典級の資料が5,6冊有り、持っていくのが死ねた。
- 図書館で書く
- 重たい資料が複数冊あり、貸し出しに限界があるため執筆しに行った。
- 寝られないから作業が進むかと思ったが、5月は冷房があまりかけられず室内が暑く、全然効果が上がらなかった。ワースト効率。
- 飲み物を置けない(完全禁止ではないが、気軽に飲みながらは作業しづらい)のもネック。
- PCを使っていい席(電源もある)は席数が限られており、場合によっては空いていないこともあるのがネック。
- 音楽プレイヤー使うという手段も出来ないのが痛い。
- 自宅で書く
- 誘惑が多すぎて集中出来ないかと思ったが、(ホテルブーストの効果かもしれないが)それなりに成果は上がった。
- 温度調整が完璧に出来るのがよい。
- 机はそこまで広くないが、ベッドなどで代用可能。
- なによりデスクトップPCでRealForceで執筆可能なのは大きそう(今回はノートPC Latitude 7280を利用)
盲点だったのが、厚い本が多く、参照してページがめくれないように入力しようとすると、キーストロークの浅いノートPCでは打ちづらいということだ。
どちらにせよ、1日6~8時間が物書きの限界で、朝6時頃に起きたら昼まで執筆、午後中は昼寝したり運動したり甘いもの食べたり関係ない本読んだり気分転換で、夜また頑張るというスタイルがせいいっぱいだった。
2017/05/28(Sun.) ワンチャン [長年日記] この日を編集
■ [雑感] 東京vs地方
twitterじゃなくこっちに投げておく。
「人のいないところに交通網を整備して一発逆転した地域はない」のは確かだと思うが、「死を緩やかにする効果がある」*1場合があり、一概に全部無駄とは全く思わないがな。それこそ正に、投資の結果OPEXが耐えられなくなることを避けるスキームを考えるのが大切なわけで。最近の秋田県の話を聞くと、岩手県や青森県が東北新幹線・東北自動車道がなかったらどうなっていたか考えると、「景気いい話を聞かない」状態になっていたと思われる。
本当に新幹線にストロー効果があるなら、むしろ人口吸引装置として東京の人こそ新幹線積極整備を主張すべきではという気もする。このままの人口増減だと、高齢化で東京の人口構造のほうが危機的状況なのだから。人口集中地域にこそ積極投資しろというのはもっともな意見だが、それで人口がより一層集中しちゃって更なる投資が必要になってどうするのって感じ。
理想は福岡・名古屋・札幌に加えて、ちゃんと大阪が人口東京流入のダムとなってくれることを願う。
人口低減地域にも投資している「ふう」を装ってそこそこの投資はするのが、クレバーな考え方だ。それがなんでクレバーなやり方なのか分からない人は、小学6年生の社会の教科書で勉強した方がよい。地方は最早失うものすらなくなってるけど、東京はその限りでは、無い。東京vs地方の構図を促進するのは最早デメリットしか無いのだが、なぜか東京の人間(東京出生者と地方から上京してUターンする気が無い者)は対立を強化して予算を分捕ろうという気概が顕著。すっごい気になっている。
ま、正直言われっぱなしの地方の人間も悪いと思う。データで反論可能。
*1 この場合、死までは至らず底を打つ余地もあるのでなおさら
何かあればwebmaster@etilog.netまで