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2016/05/08(Sun.) Supernova [長年日記] この日を編集

[地域ネタ] さわや書店本店2階のその後

今年のゴールデンウィークは北海道・根室まで新幹線と在来線を乗り継いでの鉄路旅行。帰りがけに盛岡に立ち寄った。

このBlogで言及したさわや書店・本店に6ヶ月ぶりくらいに再訪したら、2階がリニューアルされ、空いたままの書棚がなくなっていた。店奥の棚が撤去され窓が姿を現し、手前側(入り口、喫茶店側)の棚は低いものに変えられ、児童書・学参・教育書・新書などがキレイに書棚に収まっていた。広くなったスペースを利用したフェアのコーナーも用意されていた。


2014年10月、2015年11月と来訪して1年以スカスカの書棚がそのままだったので心配してしまったのだけど、まだまだ闘う姿勢が見て取れたので安心した。

[Place] 紀伊國屋書店は北海道を破壊しようとしているのだろうか

書店への批判が止まらない。それだけ書店を重要視しているというか、過大評価なのかもしれないが大きく見ているのだ。


久方ぶりに紀伊國屋書店札幌本店に立ち寄った。

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5月初旬の17時過ぎに立ち寄ったのだが、店内あまりの照明の暗さにびっくりした。

いや、最近の本屋は明るすぎる、真っ白じゃないかという批判はあるけども、間接照明を利用するような書店でも本の背が暗くて見えないなんてことはまずない。そんな商売あがったりなことをするわけないじゃないですが、紀伊國屋書店札幌本店を除いては。だいたい、もともとは明るい書店だったのに照明自体を間引いて、電灯を取り去っているのだから暗いのは当たり前だ。もともと明るい店を志向していた書店を、暗い照明の書店に変えるなら大規模な改装が必要だ。


東日本大震災以来、節電が叫ばれている。たしかに2011年は関東圏・東北圏は本当に夜間真っ暗だったが、5年経って日中電車の電気を全消灯してるのは関西ばかり(関東は1/5位電灯をぬいているか)、北海道もコスト削減と思われる電力削減を節電と称して実施しているように見える。が、紀伊國屋書店札幌本店の暗さでは、本を選ぶことも出来ない。立ち読みも出来ない。まさにAmazonに行けと言わんばかりで、店売りの意義を完全放棄している。


たしかに札幌にはジュンク堂もあるし、三省堂書店や文教堂も近くにあるし、郊外行けばコーチャンフォーもある。せっかくキレイなビルにスターバックスまで併設している北海道大学至近の書店がこれでは、株式会社紀伊國屋書店は北海道の知的階級を破壊しに来ているとしか思えない。1年で50店程度は新規に書店を見て回っているが、ここまで突出して酷い書店ははじめてだ。


(2019/11/8追記)その後どうなったか3年半後に確認したので、記事を書きました。


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