2006/09/17(Sun.) [長年日記]
■ [ETilog9][Web] ありがとうLモード
iモードと比べて、画面も大きくてボタンも大きい。一定の役割はあったみたいなんだけどな。
NTTグループが全国規模で手掛けるサービスから撤退するのは珍しい。
[NTT東西、固定電話版iモード撤退へ??ビジネス-最新ニュース:IT-PLUSより引用]
キャプテンは…とかいらざる突っ込みを入れてしまう。
■ [ETilog9][Place] アメリカ・グランドキャニオン国立公園
そんなわけで、アメリカ出張ということにあいなった。観光目的ではなく、初海外である。
なんだけども、まあもののついでということで、上役と結託してグランドキャニオンへ行ってきた。
宿泊していたTusayanの街から北上すると、ゲートがある。料金を払わないと中に入れない仕組みだが、1週間はフリーパスになる。ゲートのおばちゃんが、「どこから来たの?」と聞くので、「日本」と答えたところ、英語のパンフレットだけでなく、日本語のパンフレットも渡してくれた。
まずは、マザー・ポイントへ。
もぅ、グランドキャニオンである。
人の手では為し得ないような自然の迫力なのだが、思っていたより感動がそれほどでもなかったのは、上司と二人っきりだからか、このあとの仕事のことで頭いっぱいいっぱいだったせいか。
グランドキャニオンの岩と同じくらい、このアリゾナの青い空に感じ入っていた。
マザー・ポイントには、ガラス張りで崖っぷちに立つ見学拠点もあり、これが楽しい。一緒に行った上役は、全方位カメラが置けたらどんなに素晴らしいだろうと言っていた。
ビジターセンターで軽い食事。ここで食べたサンドウィッチは、あまり美味しくなかった。グランドキャニオン絵柄のグッズが数多く売られていたが、パス。駐車場には日本車が多かったが、日本人観光客は見かけることはなかったと思う。たしかに、レンタカーかちっさい観光用小型飛行機でしか来られない(あとは鉄路もあるか)というのは、少しアクセスが悪いだろう。
デザート・ビューに向けて移動。
途中、所々に車を停めて眺望を楽しめるポイントが多く点在する。景色が変わったなと思った場所で、その都度車を停めて写真を取りまくった。
グランドキャニオン内の道もアメリカンな一本道である。飛ばせる…上に、グランドキャニオン内では警察の車を見なかった気がする。だが、観光客はほどほどにしておいたほうがいいとおもう。
デザート・ビューへ。
日も高くなってきたこともあり、より眺望がくっきり見えるようになっていた。冬は空気が澄んでもっとはっきりと景色が見えると言う。
今なおグランドキャニオンは侵食が進んでいるという。次来たときには、また違うグランドキャニオンが見られるというわけだ。もっとも、次の機会はない気がするが。
アリゾナは、気温は30度近いのだが、カラッとしていて汗を全くかかない。長ズボンを履いているのは我々日本人2人くらいなもので、あとの欧米人の人たちはハーフ・パンツだった。日本人観光客はいなかったが、中国人観光客は多かった気がする。
デザート・ビューには、Watch Towerというグランドキャニオンのサウス・リム屈指の高い建物(?)がある。
ここの中は壁画になっておりそれも楽しいし、上からの眺望もまた一味違う。
このデザート・ビューを拠点にトレッキングしたり、キャンプをしたりという人たちも多いようだ。
今回行ったサウスリムも他に奥までずっとあるし、それだけでなくアクセスが劇的に悪いノースリムもあるし、まだまだグランドキャニオンは見るべきところがありそうだ。
■ [ETilog9][Place] Monument Valley
グランドキャニオンを抜けて、モニュメントバレーへ向かった。
アメリカの道は、トンネルがない。山をなめるようにアップダウンする場所はあるが、日本の道路ほどのテクニカルな道は皆無である。
Kayentaの街あたりで曲がってしばらくすると、なんとなくモニュメントバレーっぽい奇岩だらけの道になる。このあたりから、アリゾナ州を越えてユタ州であるようだ。
ところどころで車を停めて写真を撮った(上の写真に映っているのは、今回Hertzで借りたHYUNDAIのソナタ。アメリカでのテストで耐久性で日本車を上回って話題になったそうですよ)。
野生動物も多くなる。道沿いにだけは草が生えており、羊の群れが跋扈していた。
明らかに砂漠地帯で、ああ、アメリカ西部なんだなと思わせる。ここは日本ではないのだなと、故郷と切り離された不思議な感覚を経験した。
ビジターセンターに到着。
うーん、奇岩ですねえ。やっぱり人の手が加わっているのか…と考え出したら最後、歴史ミステリーのドツボにハマることうけあいです。
観光客が置いて行っているのか、石が積まれていた。
ビジターセンターから更に下に降りることが出来て、面白い。しかし、悪路である。ビジターセンターが見える最後の車を置いておけるスペースには、露店も出ていた。そこのおばちゃんの子と思われる兄弟がけんかしていて、母親の鉄拳制裁を食らっていた。このあたり、日本もアメリカものどかでいいなあ。
グランドキャニオンを見ても、思っていた以上の感動は得られなかったのだが、このモニュメントバレーを見るとそうでもない気がしてきた。こっちはグランドキャニオンほどの造形美ではないけども、人の手が入っているのか、自然の手が入っているのか分からなくて、どっちでも凄い。グランドキャニオンは、明らかに自然が為した風景だと感じ取れる。この対比が双方を高めてくれるというところ。
■ [ETilog9][Place] グランドキャニオンの夕陽
帰りがけ、丁度グランドキャニオンに夕日が沈む頃合だったのでデザート・ビューに寄って見た。
夕焼けに染まった岩が美しい。
グランドキャニオンのサンセットも十分美しいのだけど、それはグランドキャニオンでなくても美しい類いのものだと思う。やはり、夕焼けや朝焼けに染まる岩を楽しむってことでは、少し日没時間より早めに来ていたほうが正解。
ちなみに、この時間を狙ってくる人は多く、昼間に行った時よりも人がいた。
■ [ETilog9][drink] アーっ!!
なんと、飛行機であのスターバックスのコーヒーが飲めるのだ。
[機内で「スタバ」コーヒーが飲み放題! | エキサイトニュースより引用]
アメリカで2回もユナイテッドに乗ったのに飲み損ねた。。。いや、そのことをすっかり失念していましたですよ。
1回めは時差ぼけで完全爆睡、2回めは目の前の人に釣られてPEPSI NEX…うう。。
何かあればwebmaster@etilog.netまで