2005/11/06(Sun.) [長年日記]
■ [ETilog6][trip] 秋の八幡平
八幡平へ行ってきた。前回は夏に秋田側から入ったが、今回は岩手側から入った。アスピーテラインも2回目だったが、岩手側のほうが難易度高い印象を受けた。 八幡平頂上へ行く途中と降りる途中では紅葉が見ごろだったが、頂上は紅葉を楽しむ場所ではない。紅葉目当てで行くと、頂上からの絶景がかすんで見えると言うことが分かった。夏の暑い最中に行くと、頂上の雄大なパノラマに加え、下界との気温差が異体験になる。もっと寒いかと思っていたが、そんなことはなかった。 平日に行ったので、渋滞と言うことはなかったが、バスによる観光客が凄かった。 岩手には何もないといわれる。だが、何もない、何もいじられていないことの価値のほうが大きい。手付かずの自然へ手をつけられた道路で行くことができる。それが八幡平の魅力である。気軽に行ける大自然は、インパクトは差ほどだが、ぶらりといつ行ってもいい。 そんなわけで、今度冬に行けるところまで行って絶望を感じてみたいなーとか考えてます…■ [ETilog6][trip] 仙北市を行く -玉川温泉と夜の田沢湖-
田沢湖町はとなりの西木村や角館町と合併して仙北市になった。あの角館を制して市役所を擁すようになった。感慨深い。 国道341号をひた走る。なかなかにいい道路である。ただ、夜はハイ・ビームにしないと走れたものではなく、貴重な体験が出来たけど。 玉川温泉に浸かる。今回行ったのは、玉川温泉からやや離れた湯治館 そよ風。それでも顔がぴりぴりする、独特の強酸性を味わうことが出来た。露天風呂から紅葉が~という趣はないが、オフィスワークで疲労する友人の肩痛が心なしか直ったようなので、効用のほうはあるようだ。2004年に出来た建物で、まだまだキレイ。落ち着いて入りたい向きにはお勧め。 その後、夜の田沢湖へ。日もとっぷり暮れ、夜の7時だと言うのに観光客はもう皆無。でも、湖は夜こそが楽しいと言うのが私の持論である。白い水を煌々と蓄える湖面は魅力的だ。そして、夜の田沢湖、最大の魅力は無意味にライトアップされるたつこ像。誰もいないさなかに、たつこ一人金色に輝く様は一夜の衝撃体験だ。 観光地は、人がいない時間、観光地の中でも相対的に人が少ない場所というのこそ魅力がある。先導についていくだけではなく、ちょっとはぐれてみると、旅でない旅行と言えども楽しくなる。何かあればwebmaster@etilog.netまで