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2006/11/25(Sat.) [長年日記]

[ETilog9][Diary] 二日酔い気味

昨日はなっちゃん邸で宅飲み。今までになく飲んだせいか頭にまだ残っている感が。。。

みんなあまりに僕のことをいじりすぎて、気にしている人がいたのが印象的でした。

家主のなっちゃんと、いつも美味しいお料理でおもてなししてくださるMちゃんには今回も頭が上がりません。あと、YOSKさん誕生日おめでとうね。

[ETilog9][Review][TV][歴史ネタ] 忙しくて大河ドラマも見られていなかった訳ですが

「功名が辻」でもメインのところとも言える関ヶ原あたり。3回分くらい再放送すら見ることが出来ませんでした。本当にその頃ってば忙しかったんだなってしみじみ感慨に浸るわけですが。

で、関ヶ原の合戦のあたりは見ることが出来たわけだけども、「国盗り物語」に引き続き、「関ヶ原」からの場面が多かったりするわけですね。で、気になったのは捕らえられた石田三成が諸将の会議の前に、門で晒されるってシーン。石田三成が黒田長政に羽織をかけてもらうってシーンが、今回の大河ドラマでは黒田長政の代わりに山内一豊がやっていた(笑)。 もぅ、この手の「アレンジ」は見馴れたもので、気にすらしなくなった(気にし始めると日曜日の夜にストレスが一気に溜まり、1週間やってられなくなる)。

ただ、興味深かったのはそのあとにNHK大河ドラマ公式ページにアップされた大石静氏へのインタビュー*1

関ヶ原の後、捕らえられた三成に、黒田長政が自分の羽織を脱いでかけてあげたという歴史上の有名なエピソードがあります。これをドラマでは一豊にやってもらいました。『これは一豊にやらせたい』って時代考証の先生にお話ししたら、『それくらいの“嘘”は、いいでしょう』と認めてくださいました

[大河ドラマ「功名が辻」より引用]

歴史考証の先生も、もう諦めてるんだなwwww ウケた。

まー、使いたくなる気持ちも分かるけど、同じ趣旨でアレンジして勝手にエピソード作った方が、歴史ファンの反感も買わずに済むし、脚本家の腕の見せ所だった気もしてならない。

*1 太字修飾は引用者による

[ETilog9][Review][TV] 「スペシャルドラマ・氷点~第一夜」

「氷点」を読んだのは今年のことだったが、当時どうしようもなくなっていたわたしを救ってくれたということは以前書いた。そういう年に2001年に引き続いて映像化されるという。なんということなんだろうとは思ったけども、よくよく考えてみるとあの「影武者徳川家康」を最低な映像化をしてくれたテレビ朝日である。「まさか…」という疑念を持っていたわけだけども。。。


とりあえず、原作との違いをメモだけ。まだ最後まで終わっていないので、感想は最後まで見てから。

  • 次子が出てこない。ルリ子が殺されたとき徹を外に連れて行っているのは辰子。
  • ルリ子がいなくなったその日のうちに遺体で発見される
  • 夏枝に陽子が首を絞められるのは、小学1年生の時でなく9歳になってから
  • 夏枝に首を絞められた陽子が家出をして、その場で辰子にもらい子なのかという悩みを打ち明ける。ついでに、泊まったりせずその日のうちに帰っている
  • 学芸会の話は陽子が小学1年生の話ではなく、9歳の時の話に。学芸会を中学生の徹が見に来てる(中学校大丈夫なのか・・・)
  • 夏枝と村井とのことを、辰子は知っている(夏枝が話している)
  • 啓造が陽子に優しくなり始めるのは、辰子の「陽子ちゃん、養女だと知ってるわよ」話を聞いてから。女として養女を見て優しくなったという話は、(少なくとも第一夜では)全面的に取り入れられていない(取り入れられるわけないか)
  • 夏枝が陽子に給食費を渡さないエピソードでは、辰子のところに働きにいって得るのではなく兄からもらう風に変更されている。原作と違ってそれがきっかけで牛乳配達を始めるって言うわけではないようだ。
  • 村井が結核の治療から戻ってきて、由香子とのことを打ち明けるまでは、村井と夏枝の絡みはあまりない
  • 由香子の「院長先生の子供が産みたい」という電話に出るのは、啓造でなく夏枝。その場に村井はいない。
  • 村井が結婚する話は、カット。突発的に由香子がいなくなることになっている。由香子が村井に遊ばれるあたりは原作通り
  • 陽子が養女だと知るのは、まわりのいじめからということになっている。薄々は感じていて、吹雪の日に牛乳配達に行って配達店で休んでいる時に知って辞めるという風にはなっていない
  • 陽子が牛乳配達を高校生になっても続けてる。…高校生になったのならあの吹雪の中出ない分別つけてろよと…
  • 徹が、陽子の出生(佐石の子である)と知るのは、陽子の成長後。高校入試をボイコットしたりはしていない。
  • 陽子が中学校で答辞を読むのではなく、高校生として答辞を読むという形になっている。従って、夏枝が「徹はお前のせいで読めなかったのに」という恨み回路にはなっていない
  • 陽子は高校卒業後、「家事手伝い」になっている
  • 陽子が北原に出会うのは、高校卒業後
  • 徹が、陽子が自分が養女であることを知っていることを知るのは、(おそらくは)堤防にて。層雲峡に兄妹で出かけて、血のつながらない妹と同じ部屋で寝ることに悶絶するシーンは、ない(笑)
  • 北原が妹と写っている写真を夏枝に見せられて、陽子が北原を憎むあたりはカット
  • 洞爺丸で啓造が死にかける話も、正木次郎自殺の話も、ない
  • 夏枝が陽子に秘密を暴露するシーンには、北原も啓造もいる


ざっとこんなところか。全般に高木の出番が少ない気がしたなあ。

もっとも、6時間くらいに続・氷点までの内容を入れようってんだから仕方ない気はするが。


(追記:2006/11/26)上記に、一部追記しました(牛乳配達の時期は同じ小4の時でしたね)。白紙の答辞も、内容が「意地悪に負けない」って方に重きが置かれた内容に変更されていたなあ。白紙であることを詫び、「私の不注意」ってことにはなってなかったよね。徹が陽子の出自を知るシーンも、父や母をあまり責めていないなあ。だから、最後、「徹も陽子が殺人犯の娘だと知っている」というのを受け、「酷い家族だ」と徹まで北原に言われる羽目になっている。あんまりじゃあ。。。徹の禁断の恋心も、あまり触れられてはいなかったよなあ。


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