2008/04/03(Thu.) 君はもっと自信をもっていい [長年日記]
■ [Computer][Windows] 【過去】ATOKをためらう理由
はてブのコメントでもあるけど、既存ATOKユーザがバージョンアップすべき理由ってのは書かれていないのが惜しい。意図してそうしたのかもしれないが。
ATOK 2008を買ってでも使うべき“10の理由 - ascii.jp
MS-IME2の時代からMS-IME一辺倒で、ATOKを拒否し続けてきたわけなんだけど、ATOK2006で屈服して乗り換えた(Macはことえりをやめてegbridgeにした)。理由は簡単。MS-IMEがケータイShoinよりもバカだという事実を知ったからだ。PC様の方がケータイに比べて、固有名詞の変換が全く出来ないのだという事実をmovaのSH505iで知って大いに愕然とした。そこで、あきらめてATOKにした。正直、ATOK2007やegbridgeと比べてもデフォルトで使う限りは、固有名詞に関してはケータイの方(ATOK+APOT)がちょっとだけ抜きん出ている気もする。
ただ、MS-IMEを使っていた頃は、「理由、その2 オートコレクトが便利」と「理由、その3 日付・時刻変換が役立つ」に関しては、「余計なお世話だATOKうぜー」としか思ってなかった気がする。切ればいいってだけの話でもあるが、メリットとして訴求するには逆効果の場合もあると思う。ついでだけど、MS-IMEと同じようにキーカスタマイズしてもMS-IMEと完全に同じ振る舞いをしてくれない気もする*1。
あとは、「ATOKの便利さに慣れたら、ATOKが入っていない環境(学校や職場など)で苦労しそう」という危惧もあり、これは当てはまると思う。自由自在にIMEを入れられない環境にいる人もいるわけで、これは困りどころ。問題なのは、「ATOKでも一発変換出来ないことがある」こと。当たり前だろが!ってツッコミもありそうだが、それほどまでJustsystemって期待のレベルが高いわけで、それを考えるとegbridgeっていい位置だったのになーと残念に思う。
そんなわけですよ、ATOKエバンジェリストの皆さん。MS-IME2000くらいまでの成長が感じられなくなって、バカになりつつある疑いもある今、とりあえず相対的にマシなほうを選ぶべきってだけで十分だと思いますよ、選ぶ理由を挙げるのだとすれば。
*1 その状況がこれを書いている時点で再現できないので詳しく書けない
何かあればwebmaster@etilog.netまで