2008/04/20(Sun.) きりり [長年日記]
■ [Diary][Train] 青春18きっぷの季節
春の18きっぷの季節は、とりあえず18きっぷと本とデジカメを持ってあちらこちらへ行ってきてました。充実した休日だったとは思うが、いかんせん独りで行動しすぎていて、友達ちょっと減ったかも。
■ [Diary][Train] 嬬恋村へ行ってきた
終着駅が好きだ。三厩駅に独りで降り立ったときの寂寥感、それでもある人のぬくもり。どんづまりでこれ以上行きようがないところへ来てしまったという、へんな達成感。そう、私は終着駅フェチなのかもしれない。
それはそうと、嬬恋村である。小学生が抑制栽培で習う嬬恋村である。鉄道路線図には「大前」としかないので長らく区別してこなかったのだが、このJR吾妻線の終着は嬬恋村らしい。小さい頃から行ってみたかった嬬恋村×終着駅のコラボレーション。行くしか、なかった。
吾妻線に揺られること90分以上、とりあえず行ってきた。
とりあえず、テツの皆さんが多い。それでローカル線が潤うのは良いのかもしれないが、某横見浩彦氏がおっしゃるとおり、ローカル線は人が少ない方が味があっていい。悩ましいところである。もっとも、私は鉄道だけでなく、街を味わいたいクチなので、とりあえず村役場を見てみないと制覇したことにはならない(?)と思い、村役場に歩いていってみた。
ミッション完了。遠巻きに眺めて満足なのかと自問自答はしてみるが、満足したのだから仕方ない。…嬬恋温泉にでも入ってくれば良かったのかもしれないが、その日は一通り駅前を回るのに、折り返し列車の滞在時間中で十分であったため帰ることにした。
吾妻線について言えば、小渕恵三氏を出した中之条があったり、草津ほか温泉口となっている駅も数多いのだが、感想としては、「山のなかを走っているのでなく、まだまだ『里』を走っている印象」なのである。長野の鉄道路線もそうなのだが、人のにおいがぷんぷんするし、だいいち併走している道路の交通量も多いように感じる。吾妻川の流れと何回もクロスするあたりは面白いのだが、北東北や北海道の鉄道とは趣はことなるようだ。
■ [Diary][Train] 日光へ
小学生の時の修学旅行以来日光へ久々に行ってきた。……滞在時間15分くらいか(爆)
日光駅は、立派な駅舎である。貴賓室まであった。
と、ここまで日光に短時間滞在だったのは、日光観光は是非誰かと、スペーシアに乗ってゆったり鬼怒川温泉滞在とでも組み合わせながら来たい!ということなのであった。日光線乗りつぶしのためにやってきただけなのでした*1。日光線は、林の中を走る爽快な路線でありました。
残念なのは、時間の都合で烏山線搭乗が出来なかったこと。こちらは、烏山城探訪という目的もあったのだが、これは繰り越しとなってしまった。
*1 あとは、東京から宇都宮までの往復での読書時間確保と
■ [Diary] 武蔵小山・西小山商店街めぐり
近所にあるのになかなか行けてなかった商店街。武蔵小山パルム商店街を歩いてみたくなって、とりあえず家を出た。
武蔵小山駅は地下化され、まだまだ整備中。駅ビルでも建つのだろうか。
入ってみると、その商店街の長さに圧倒される。心が浮きだつのが分かる。パルム商店街の感想としては、チェーン系の薬局や、LAOX・マクドナルド・TSUTAYA・Bookoffなどのチェーン系の商店の合間合間に、ローカルな商店が数多く並んでいるそのバランスに尽きる。戸越銀座ほど食べ物よりの気はしない。リサイクルショップや衣服商店など、かなりの全方位っぷりのようだ。
と、西小山方向のアーケードを歩いてみるが、こちらはちらほらと土曜の昼なのにシャッターが閉まっている店が散見される。あまりうきうきした気分がしないのは、先ほどの駅から南方向へ延びるアーケードと違って、地面がフツーのアスファルト道路でタイル貼りでないことに起因するのだろう。
しばらくあるくと、スーパーのサミットがみえ、西小山銀座通り商店街に入る。こちらは、各駅停車駅にありがちなコンパクトながらもツボを押さえた商店街である。さきほどのパルムにも東急ストアがあったが、規模の小さい商店街になるとどこかしらのスーパーの存在感が増す。
と、そこから入ってみてふと感じるところがあった。
西小山すずらん通り商店街。この手前側の通りではアーケードもある。
西小山にこま通り商店街。駅から更に歩くと、ニコニコ通り商店街へつづく。
そう、道路の幅が車も通れないような、人と自転車のためだけの道の商店街を久々に見たのである。商店の規模はそれぞれ大きく感じないのではあったが、あるいていて悪くないのだ。
コンビニエンスストアとの関わりも興味深い。パルムでは入り口と、並行して走る大きな道路に集中しているようだが、西小山の商店街ではあくまで商店街の一部にコンビニがある。
品川~目黒には昔ながらの商店街がしぶどく生き残っている。実はこのあたりに越してきたのも、「商店街は今後どうなるのか」というテーマに着目して実体験をしようという意図もあり、今後とも見たまま感じたままを連ねていく予定である。
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