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2005/07/25(Mon.) 君に捧げるテクスト [長年日記]

[ETilog6] 月刊ETilogダイジェスト【5月分】

内容を変えて、このETilog6では月1回その月を振り返る+ETilog2楽屋落ちネタ(落穂拾い)ってことにしよう。

5月からダイジェスト!

まあ、飲んでるな5月は結構。そういえば出版のみもあったっけか。某論文のせいでH田君リベンジマッチで飲めなかったのは残念。5月末あたりからいままでずっと続いている本庄接続実験に駆り出されてるなあ。。

このあたり、平和だった。自作PCが7月にガツンと財政に響いてるけど。いやっ、5年ぶりリプレイス(CRTは10年ぶりリプレイス)、何が悪い!


5月1日・2日:OB大挙

5月4日:某提出論文で苦しむ

5月13日:初めての自作PC

5月16日:エティログ1周年

5月21日:Kさん結婚式2次会

[ETilog] どうでもいいけど

www.etilog.comが先に取られた件について

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[Review][Game] 「天下統一」

週末は引きこもって、貯まっていた書籍を片付けようかとも思っていたのだが、久々に魔が差して「天下統一・復刻版」(システムソフト・アルファー)をやってしまった。もう、かつて戦国メディア市で結構取り上げた「信長の野望」はやるだけの精神力もないが*1、この「天下統一」シリーズは秀逸。大の大人が突発的に徹夜してやるには適当である。そう言えば半年前も突発的に「天下統一II」をやってしまってたなあ…なんというか、複雑すぎず単純すぎず適度な疑似体験感が良いのですな。

小学4年生のときからこの「天下統一II」はPC-9801で遊んでた。フロッピードライブがCドライブで…なんてのを覚えたものこのゲームの体験版(ログインの付録)のおかげだ。システムソフトのゲームだけはなぜかMS-DOSが必須だったとか、いろいろ懐かしい。

*1 買う金もない

[雑感] システムソフト

福岡の優良(?)企業・システムソフトも、「大戦略」などのゲームをうっぱらって、いまやカテナ傘下……カテナって…あの……Lyee?!

[研究] 「つながり」の大研究:金子郁容他編著、NHK出版、1996年

やっと読み終わった…メディアセンターで3ヶ月借りてますw

パソコン通信に書き込まれる生々しい被災者の報告も印象的だったが、心打ったのはニフティサーブ時代の、参加者の大人なること。斟酌して挑戦的な疑義にも丁寧にお互い答えている。ハンドルネーム(2ch時代のコテハンだ)ほぼ必須とはいえ、あの頃のネットワーカーは皆オトナだったなあと感心せざるを得ない。

パソコン通信というのは電話回線必須で、電話回線と電気が確保できることが前提で、それでいて音声通信ではカヴァー仕切れない、情報の蓄積や1:nなところで有用性を問うていたわけであるが……大混乱の最中、パソコンを操作して理解されるかという疑念は今なお残っている。震災発生直後よりも、震災発生2〜3日後から1週間後を念頭に組み立てた方がクレバーかも知れない。

ニフティやPC-VAN、ピープルなどのパソコン通信各社が震災掲示板設置に導動いたかに関しても記述がある。小さい会社ほど動き早くできたとあるが、大きな会社で躊躇した理由も分からなくはない。それは、災害情報ネットワークの今なお残る弱点であるから。

ところで、草の根BBSってその後どうなったんだろ? 昔は草の根BBS電話帳が中規模書店以上にあったものだが… インターネットに統合されたって話もあまり聞いてないけど…

(削除)

[研究] 輻輳するのは電話網だけではない

システムパンク!データ送信に遅れ::YOMIURI ONLINE

結局、震災時に限らず一斉送信されるデータを以下に捌くかという問題なんだろうが。となると、サーバを増強しておくか(普段遊んでしまうことになる)、輻輳制御するかということになる(即時性は失われるかもしれない)。

まあ、この地震計のケースなら輻輳するくらいならある地域は一定時間またしてもいいかもしれない。だけど、安否情報なんかはみんなが皆いっせいに聞きたくなるよな。

……月曜日最初に行なわれるテストで点数が良かった人から、安否確認して良いというのはどうだろう? 上位2名には専用回線を使ってもいいというご褒美をあげます。

……すみません、ついネタにしてしまいました*1

*1 すべての災害情報をうまく捌くメソドロジーを考え付いたなら、エティログではなく論文に書いて発表してしまいます。

[研究] 安否情報の裏

安否というのは「安」か「否」かということなのだったら、「否」、つまりは死亡者リスト(いやな言葉だ)というのも、本来は考えなければならない。実際、阪神淡路の時は、ニフティの掲示板のワンコーナーに「亡くなられた方の名簿」というのがあった。生存者は必死だし、基本生存者>死亡者である(ハズ!)。死亡者は確認が取れ次第、公共機関から発信すればいい。

……ということは誰しも考えているような空気を感じるのだが、実際に具現化されることは稀である。これも、言霊の国の為せる仕業か。

ただ、実際にこのリストを信頼できるところからあげて作ったとしても、信じてもらえるのかな、と。尼崎脱線事故をみて、やっぱり家族が行方不明であれば全部の病院を歩いて回る気持ちになるのが人情。最初は「それをなんとかしたい」と思って死亡者リストのことを考えたんだけど、愛する人が生きていて欲しいと思う気持ちをとめることができようか、と。

きょうは少し地震関係で(不謹慎ネタ含め)エントリを書いてみた。この研究は希望もあるが不謹慎な面も否定できない。人命を扱う研究、学問である点は、医療ミスと隣り合わせの医師・看護師と程度の差はあれ*1同じなのかと思うと、武者震いしそうである。

*1 同じレベルとは口が裂けてもいえませんし、思いません。医療ミス以上に人命を救える可能性が遥かに高いということが、医療の本質なんだと思います。


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