2005/10/16(Sun.) きんぎんすなご この日を編集
■ [ETilog] テーマ変更
ETilog1は半年毎にデザイン変えているような気がするが、とりあえず今回も変更。いままで改変してきたDefalutテーマを捨て、sodapopメインで作ってみた。サイドバー対応していないので、だいぶ前のテーマから持ってきてはいるけども。
これから少しずつ不具合があったら小変更かけていく予定。
■ [ETilog] はてなダイアリー
最近、はてなダイアリーが魅力的に感じることがある。
はてなという会社の良さ、面白さもあるけども、「1エントリに1つのパーマリンクを与えられる」点が非常に魅力的におもえるのだ。
以前、日本人はBlogよりWeb日記だとかいった記事(だいたいあの記事もはてなの近藤社長の記事)をのっけた気がするが、ETilogのように、雑感をマシンガンに叩きつける(広義の)テキストサイトでは、1回の投稿で複数記事、複数エントリが書けることがひっじょーに望ましい。いや、書けないと困る。もちろん、Blogのようにジャーナリスティックに畏まって大砲ぶっ放すサイト(ETilog2はそうだ)ではそんなことなくても構わないけども。1回の投稿で複数エントリ投稿できるのってはてなダイアリーかtDiaryくらいではなかろーか。
というかですかね、自分が使っているBlogサービス(News-Handlerとasablo)が、完全1記事独立型で、MovableType(TypePadやココログなども含む)やlivedoorBlogのように、ブログタイトル−日付−記事タイトルという階層構造でなく、ブログタイトル−記事タイトルという階層構造にしかならないのですよ。MTやlivedoorBlogなら、見た目は、はてなダイアリーで1記事1エントリ型の日記〜みたいな形にすることは出来るんだろうが…
でも、1記事ごとに投稿していたんじゃ、とてもじゃないがこのETilog1の投稿量を維持することは不可能だ。間違いない。
……URIとしての固定的なリンクにNAME属性を入れるのは許容されるのかな? でも、XHTML1.1まで視野に入れるとそれはって気もするし。どっちゃにせよ、「1記事だけ」「日別」「月別」「数日ごと」「カテゴリ」で記事を抽出可能、かつ(ここまでならMTでもできる)、複数記事を一度に投稿なことは、非常にはてなダイアリーは魅力的ですよってことだ。
……でも、重いから常用は無理そうだけど*1。
*1 自由にプラグインも追加したいしね。サーバがあるからそういう贅沢が出来るわけですが
■ [ETilog] ETilogカテゴリ
うすうす気づかれていたと思いますが、ETilogカテゴリは、ETilogのお知らせの内容と、Blogに関する記事の両方が含まれている。…どうにかしようかとも思ったけど、「Web」カテゴリとの兼ね合いや、かといって「Blog」カテゴリを作るのもどうかという気分もあって、放置でGo!
■ [Web] フォントサイズ
CSSが普及してフォントサイズがポイントで指定されるようになり、利用者がWebブラウザ側(正確には「IEで」というべきかも)でフォントサイズを好みに変えられなくなったのは由々しき傾向であった。そんなわけで、私も一時期を除いては、CSSそのものを使わずFontタグで指定し続けるということを選択していたが、最近はそんなことも言ってられないので(笑)、CSSのフォントサイズ指定でも「相対指定」が可能な、emで指定するか、パーセントで指定するかを選んでいる。もちろん、対応しないブラウザはあるとはいえ「x-large」とか「xx-small」も便利で、結構好んで使っていた時期もあるのだが、この指定には難がある。Netscape系(Firefox含む)でフォントが小さくなりがちになってしまうことだ。…まあ、IEにあわせて作るとそうなるだけで、本当はIEの互換モードの標準フォントサイズがsmallに合わせられているのがわるいという説が濃厚だがw
そんなわけで、フォントサイズのパーセント指定を使うのだが、font-sizeを80%に指定すると、かつてのfontタグの「size="2"」、HTMLのsmallタグと同じフォントサイズで、IEでもFirefoxでも揃えられるんじゃないかという感触を得たのだが、どんなもんでしょう?
まあ、パーセント指定でもWindows+IEでいうところの「11pt」のような、fontタグのsizeの2と3の間に指定するのは、やはり難しい。これはIEとFirefoxで差異が出てくる。まあ、こっちは小さすぎるって問題は発生しないからまあいいかというところである。
そんなわけで、わたしのクロスブラウザへの果てない情熱は、まだ続くのです。
■ [雑感] typo
変換ミスは結構、ひとのブログを見ていてもある気がするが、私の場合はタイプミスによる打ちそこないがやたら多い気がする。これでコンピュータ・サイエンスを専攻する大学院生でいていいのだろうかというくらいに不安になってきた(わら
■ [ETilog] 新テーマ
テーマの変更をかけたのは、ぶっちゃけ複雑になりすぎてIEだとレンダリングが追いつかないってこともあったんだけど。だいぶマトモになったが、IEだとまだマージンがずれたりする。リロードすればいいんだけど。まあtDiary、IEだともともとレンダリングが追いつかないことが多い。
今年の4月から使ったテーマでは日ごとのボーダーを0に設定したけど、それは画像を埋め込むと、画像のところの両脇がIEだと線なしになるのが不恰好だったから。今回元に戻したが、これはどうにもならんなあ。
Firefoxだと、トップのイメージ写真と、下のカレンダー・日ごとのボックスの右側がなぜかずれるという不具合(?)があるが、これは許容範囲内だろうなあ(Operaでもそうならないし)。
Operaだと……とりあえずまともだなあ。
Windowsでしかチェックしていないが、adminmenuのところ(「追記」とか)のところはたぶんMacのIE未対応。まあ、もうMacから更新することは当分ないからいっかーとか思ったら、カテゴリー分類したページで不便だな。これは、今後対処する。
(追記)IE以外では、日付のところをマウスオーバーしても下線が出ません。ユーザビリティとして何がある気もするが、実害の報告はないのでシカト決め込む。
2006/10/16(Mon.) この日を編集
■ [ETilog9][food] カップのせんべい汁が存在する
先日、ファミリーマートに行ってみたらカップのせんべい汁が売っていたので買ってみました。
詳細は以下の通り。
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カップ外装はこんなかんじ。けっこう大きいかも?
中にはかやく、せんべい3枚、レトルト調理品、タレが入っている。これらは最初にすべて入れるようなしくみ。
実際カップにあけてみると、せんべいのでかさが目立ちます。4分割して入れろと説明には書いてありました。
調理時間は、熱湯で4~5分。90度のお湯と、微妙に熱湯ではないので5分待ってみました。
完成したのが以下のもの。
けっこうせんべいがふやけていました。本場のものは、かみ切れないって印象もあったので、4分でも良かったかも。鶏肉は岩手県産赤鶏肉使用とのことで、けっこうインスタント食品の中ではイケている方ではないでしょうか。スープは醤油味とのことですが、醤油よりもだしの方に力が入れられている様子です。
八戸の郷土料理のせんべい汁が気軽に味わえるのは良いですが、お値段は398円と少し高め。日本テレビの朝のワイドショー「スッキリ!」で取り上げられ、出演人に大評判だったと店頭POPに書いてありました。残念ながら、東北地方限定販売だそうです。あれ、10月24日からの発売って書いてあるなあ(汗
■ [ETilog9][mono] 広角デジカメ2つめ・Caplio R3を使う
今まで使っていたCaplio RXがお亡くなりになったので、故あって後継機種のCaplio R3を使うことになったのは以前書いたとおり。そんなわけで、Caplio R3の感想でも。
RICOH Caplio R3 シルバー CAPLIO R3
正直、まだ慣れない。もしかしたら、単純に使いづらいだけかもしれない。やはり、300万画素というのはPCで見るのに適したサイズだと思う。500万画素になると、画面で見るときにもたつく。だったら300万画素で撮ればいいじゃないかといわれるかもしれないが、なんかそれは負けた気がする。風景写真ならのちのちDTPの素材に使えるかも?って思う職業病的なところもあり、どうも踏ん切れない。
あと、目立つ悪いところ。
- 四隅の光量が不足し、暗くなっていることがある(Caplio RXではそんなことなかった)
- フラッシュに手がかぶることがある
- 相変わらずフラッシュの強さが強く、たまに人の顔がのっぺらぼーになる
- これは我慢できるけど、レンズの格納音がすごい
で、何よりもすごいのが、ノイズの多さ。RXでは気になっていなかったんだけど、風景写真でもノイズ中心になることがある。人物写真では、明るい部屋の中でもフラッシュを使わないで撮ると我慢できないほど。ちょっとこれはいただけないレベル。まあ、明るい太陽が出ている中での風景写真ではそれほどではないというか、自分が我慢できるレベル(相当甘いかもしれないけど私は)。液晶も大きいだけで、映像は荒いので少しがっかりする。
まあ、評価すべき点でも。明るい場所ならば、手ぶれ補正も相まって7倍ズームでも全然撮れてしまう。これは、テレ側のレンズの明るさの改善もあるのかもしれない。手ぶれ補正はさすがに効果あり。これは大きい。相変わらず起動は早い。ただ、終了が遅い気がする。RXと違って、フラッシュを焚くのに時間がかからないのもナイス。それからあと、やっぱり小ささはGood。バッテリ持ちも(単三電池が使えなくなったとはいえ)相変わらずの持ち方。ADJボタンも健在。
正直、PanasonicのLUMIXもCanonのIXY Digitalも手ぶれ補正の上に広角28mm積んできていて、リコーは厳しいかもしれない。ただ、色合いが「あとは自分でなんとかしてね」的なざっくりとした素材そのままで出してきてくれる(ニコンの考えに近い)のはあると思うので、パナやDIGICのこってりが嫌いな向きには需要があるかもしれない。何よりも、ズーム側の明るさは捨てがたい。
だけど、ぶっちゃけ自分は28mmメインだからなあ……やっぱりGR Digitalですか?と思ってしまう。うーん*1。
*1 LUMIX FX-07にしてそうだけど
2016/10/16(Sun.) バグ この日を編集
■ [Place] 人に薦められる博物館&資料館BEST10
日本全国の城跡に行ってきたため、博物館や歴史資料館の類を訪れた機会も多い。ここいらでBEST10を考えてみたので共有してみる。
10.立山カルデラ砂防博物館(富山県立山町)
じつはなかなか10位と思える施設がなかったのだが、ここが飛び抜けたので10位とする。
砂防ダムというのはいまいちなじみがないのだが、その意義について分かりやすく紹介する施設。砂防ダムのテクニカルな工法についてもていねいな説明がなされている。砂防ダムの先駆者・赤木正雄と新渡戸稲造の関係など新発見も多い。
9. 国際交流センター小村記念館(宮崎県日南市)
名外交官・小村寿太郎を顕彰する偉人記念館の白眉。明治外交において小村寿太郎の果たした役割の大きさだけでなく、幕末期の薩摩藩に近い立地での飫肥の事情にも触れ、郷土での経験あっての活躍・立身であることが窺える。ポーツマス市との関わりなど、意外な事実も知ることが出来る。
8. 秋田城跡出土品収蔵庫(秋田県秋田市)
ここはトイレである。珍しい古代水洗厠舎跡の発掘成果に詳しい。トイレの遺跡なのであるが発掘成果が大きく、驚かされる。また、古代の日本海側が交流において重要な拠点であったことにも気づかされる。コンパクトだが、内容がひたすらに濃い。
なお、現在は閉館済み。内容は史跡秋田城跡歴史資料館に引き継がれているとのこと。
7. 松前町郷土資料館(北海道松前町)
全国の無料市町村博物館の中でNo.1。無料でもここまで出来るんだぞというお手本。まず、パネルが素晴らしい。文章のコンパクトさ・造りの精巧さ、大変評価出来る。当然町の資料館なので展示品は相応なのだが、町の歴史をきちんと展示するのが本来の役目な訳で、役割を十二分に務められている。
6. 雲仙岳災害記念館(長崎県島原市)
火山資料館の中では最近の施設で、体験型装置も新しく、立体地形図の類も新しい。海と山に挟まれた美しい立地も素晴らしい。火山、火砕流、土石流の説明のみならず、痛ましい報道クルー事故など、言及されている内容はテンポ良く幅広い。平成の雲仙・普賢岳災害は単なる天災だけでなかったわけで、災害から得られた知見も幅広かっただけに考えるところも大である。
5. 長崎原爆資料館(長崎県長崎市)
やはり原爆資料館は広島/長崎一度は訪れておきたい。長崎原爆資料館は入ってすぐの展示で原爆投下、前段なしである。照明も考えられており、大人が勉強になる原爆資料館だ。長崎特有の投下事情も触れられており、ミクロな個々の物語を数多く紹介。摺れた大人でも戦争の痛ましさの方に想いを致すことが出来るよう、徹底的に考え尽くされた展示内容。
4. 九州国立博物館(福岡県太宰府市)
国立博物館というだけであり、やはり照明からパネルと言ったインフラ部分は隙の無いくらい秀逸で、子ども向き展示も充実しており流石である。だが、矢張り国立博物館たるところは、最新の歴史学における成果を反映した通史展示である。発見の連続で、知的好奇心を大いに刺激してくれる展示である。
3. 夕張市石炭博物館 (北海道夕張市)
体験型ミュージアムとしての満足度が高く、石炭採掘の黎明期から終焉までの歴史が俯瞰をすることも出来る大変良く出来た施設である。炭鉱事故や炭鉱町の暮らしについても詳らかに説明出来ており、充実した時間を長く過ごせる。市の財政難の中、観光施設から文化施設に転換されるなど紆余曲折を経て存続しているくらいのことはあり、非常にタメになる施設。
2. 倉紡記念館(岡山県倉敷市)
倉敷というのはよく分からない町で、岡山となぜ合併しないのか、城下町でもないのになぜ47万超の人口がいるのか、不思議なところが多い。天領としての歴史、明治維新期の青年たちの活躍、大原孫三郎という傑人の登場、倉敷紡績の興隆と、ストーリーが止まらない。物語ある企業にだけ許される、楽しい企業ミュージアム。
1. 呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)&海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)(広島県呉市)
ここはセットで語らざるを得ない。海上自衛隊の日常活動広報施設としての出来の良さ、戦艦大和の経緯と歴史的意義。広島市という平和都市近くで、過去と現在/未来が2館隣接で相乗効果で迫ってくる。軍事開発の成果の上に、現代社会の利便性がもたらされている事実がよく分かる。軍事都市であった呉市の成り立ちも分かりやすく捉えることが出来る。
「本ではなかなか知る機会のない知識」を提供してくれたところがポイント高い。
何かあればwebmaster@etilog.netまで