2005/02/09(Wed.) 脈アリ? この日を編集
■ [Diary] 雪道で滑らない歩き方
今年は滑ったことはあっても1回も転んでいない.俺もいよいよ岩手の人間になれたかなとほくそ笑みつつ,少し前にYahoo!でこんなリンクを見つけた.
http://www.snowfes.com/motto/walk/
そうだったのか! かかとから着地すると滑るって言うメカニズムが分かりやすくて目からうろこだった.そりゃあ,江戸っ子(俺は江戸っ子ではない.所詮はおのぼりさんの子である)は速く歩くから,かかとからじゃないと速く歩けませんって.
昔東京で大雪が降った日,「ズームイン!朝!!」でお天気リレーの最中,北海道STVの森中アナが「こうすると滑りませんよ」ってアドバイスしてて*1,たしか足の裏全体をばったばったつけて歩く歩き方で,確かにそれで幾分かは滑らなかったと思うが,こっちに載ってるほうがより徹底していて滑りにくい.
だけど,どうしてもかかとから着地してすべってしまうけどねっ.
*1 残念ながら今の「〜SUPER!!」じゃ有り得ない光景だなw
■ [Diary] 卒論出したら
もちろん残務処理も学会発表もあるし,次年度の内容もあるのでゆっくりはしてられないのですが,ここで1週間くらい休んでしまうと元に戻れないような気がするのが悩みどころ.俺にはロングバケーションなんて無理なんだろうか.
■ [時事ネタ] ライブドアニッポン放送買収
仕掛けたなあ…
日本のテレビキー局は新聞と密接な関係にあるところが多い.TBS−毎日新聞はもう関係がないが,読売−日テレと朝日のテレビ・新聞連合がある以上は金の切れ目でも縁は保っていないとやってられない.
だけども,フジテレビは,「新聞の下」にテレビがあるのではなく,フジテレビが産経新聞を持っている,救済したという経緯があってこれが特殊なわけだ.だから,北海道新聞や中日新聞,西日本新聞などFTONSでサンケイが強くない地域のブロック紙は,親分に全国紙がさらに大親分としてふんぞり返っていないフジテレビをキー局に選んで,北海道文化放送,東海テレビ,テレビ西日本をもっているという説が有力だ.だいたい,産経新聞と今書いたブロック紙では論調がまったく違うし…まあ,FNSのテレビ局はバラエティーよりな雰囲気だというのは,去年の27時間テレビで分かったがw
ソフトバンクがテレ朝を買収しかけて挫折してしまってたけど,現段階でテレビメディアを持つにはLF*1買収がもっとも近道かもしれない.他の手段といえば,弱小地方局の買収を20程度行うか,俺が平素言っていたのは「ゴリ押しで圏域放送局がない茨城に開局,筑波山から大電波飛ばす」という程度だもんなあ.
ひとつ思ったのは,「これでlivedoorにも特色あるコンテンツができるか」ということ.堀江社長はYahoo!Japanを意識しすぎだと思う.Yahoo!のコピーにしては,livedoor.comは醜悪に過ぎる.InfoseekのようにYahoo!並みの歴史があるならともかく,ExciteやFreshEyeのような個性がないと使う気にはならない.だいたい,livedoorは検索が貧弱に過ぎる.今あるポータルとしての個性はBlogに力を入れていることで,もっとそっちはNo.1といってもいいんだからそこに力を入れればいいのにと思ってしまう.
そんなわけで,Yahoo!とExcite,旧LycosとInfoseekはID持ってるんですが,ライブドアはまだIDもってないわけです.ただ,アスキーストアを使わないと駄目かなってのがあって,使うことになるかも.ニッポン放送のサイトに共通のIDで…とか書いてあったけども,.net passportがマイクロソフト専用になっている今,自前でどれだけ調達して1IDで出来るかが今大切なのかもしれない.
*1 ニッポン放送:JOLF
■ [研究] 電子辞書
去年正月にヨドバシのポイント全部はたいて買った*1電子辞書は本当に大活躍している.
非常勤の仕事をやっていたころは古語辞典が活躍してくれた.マイペディアも役立った.
広辞苑は大活躍だし,英和,和英は英語輪講や学会論文提出で活躍,英語辞典も英和辞典で納得いかなかったときに役立つ.
そして,初めてユースフルさに気づいたのが「角川類語辞典」.「感謝する」を使いまわしたくないときに非常に便利.でも,「感佩する」とか卒論に載ってたらひくだけかw
とはいえ,これでも英語シソーラスに比べると,表現の差異,使い分けについては述べられていないのは確かに不満かも.日本人だって高等教育を受けているレベルであれば,英語語法のほうが詳しかったりしてw
*1 ノーキャッシュw
2006/02/09(Thu.) 甘美な言葉を囁く白馬に乗った王子様がいるわけがない この日を編集
■ [ETilog] 方針変換
最近,物事が何事も空回りで,いろいろ頑張って喋っていても噛み合っていないことが多い.どうも,今まで上手く行き過ぎていた説が濃厚で,しばらく大人しくしていようかとも思ったが,何も書き出さないと借財が膨らむ一方なので,書きながら療養することにした*1.まあ,少しずつ.
*1 構ってもらいたいけど話したくない.完全に駄々っ子の領域である
■ [大学] だめ人間更生プログラム
先週の日曜日,メシの場で某後輩の完全破綻生活が話題になった(ちなみに俺はそこにいなかったけど).これは「完全に皆で朝型にするしかねえ」という話になり,そこからあくる月曜日,研究室メンバーに参加のお誘いが行くことになった.皆深く考えず,「ノリ」でそのまま参加.当初は「きっと1週間続かないだろう」と思われていた節もあったのだが,なんだかんだで今に至るまで続いている.
プログラムの目的は(1)大学生として不規則な生活をせず,健全な毎日を送るため (2)今後,社会の一員として働く際の自立した活動を営むため
内容としては
- 朝8時半から「朝の会」でその日にやることを宣言
- 授業時間に従って集中して作業
- 煙草は休み時間に
- 17時50分からの終わりの会で報告と反省会
- 週7日の内“有給"を3日(15コマ分)とって良いシステム
- 週5日中1日休んでよい点で社会人に比べると大甘なシステムという趣向
- もちろん,終わりの会が終われば遊ぶもよし作業継続もよし
- 遊ぶにしても宿題が終わって後ろめたさなしで遊べる
- 日直がいて,出席も朝とって,日誌もある
という本格志向である
とか何とかで,皆が一定以上の成果が出ている.私はといえば,「作業効率」の面で周りより捗りがない面はあるものの,健康的に睡眠時間節約が出来ている面では高評価といったところ.
もちろん,遅刻者がいたり,遊んでしまったりという人ももちろん出てるけど,よくありがちな「4月に今年は毎日NHKラジオ講座を聞こうと頑張ったけど,1日聞き逃したからもうやめる」的なことがないよう,上手く運営が出来ているおかげで,脱落者が今のところ出ていない.それどころか,うちの研究室以外にもS研からHもとくんやこうちゃん,上の研究室からもしょう君が参加したりと,参加者は増加傾向にある.
と,こんなことをいま研究室で流行ってるよという,現場からの報告でした.
2007/02/09(Fri.) 730点の女 この日を編集
■ [Web] 今自分が学部2年生だったら
正直,今のトレンドで思いつくアイディアはないわけではないし,むしろ派手さはないが地味にあったら便利だなって思うものがいくつかある.
でも,それを実現するには時間がない.全くない.
正直,学部3年の時自分は何してたのかなって少しばかり後悔することもある.メディアセンターで雑誌読んだり,当時稼いでいたお金で教案練ったりはしていたけど,今に残るものが少ない気がする.
それより,2002年〜2003年ってinternetでなにか今みたいにエキサイティングなことあったかっつう.
2001年はiモードバブルが華やかかりしころで,浪人時代に勉強を少し放棄してiモード用ページを作って少しばかりうはうはだった.2003年はまあ,blogが一部の世界で流行り始めていたってのは認めるが,何か流行っていたのか? iアプリかFLASHくらいしか打ち込めそうなものは当時には見当たらない.
今はめちゃくちゃネタが多い時期だと思う.そんなわけで,学部2年生の子をエティーさんが羨ましがってるよっていうお話でした.
■ [雑感] 単に
ぶっちゃけて,年々忙しくなってるだけだよな.それで出来ないと思い込んでいるほうが痛い.
これからは処理しなければならないメールも増えて,家族の心配も増えて,子どもにも気も回して,決裁しなければならない事項も増えるってーのにー.
■ [ETilog9][Place] ショック
ソフマップギガストア京都店移転のページを見ていたら…
アバンティって,京都の南だったんですね! 北だと思ってた!! 京都タワーの有るほうが南だとずっと勘違いしていたー.
ショックだー……って,京都は8年以上行っていない(去年7年ぶりに新幹線で素通りしたけど).京都行きたいなあ.
2009/02/09(Mon.) なんだろう この日を編集
■ [trip] 房総半島一周の旅
小さい頃、家族で太海へ海水浴へ出かけたことがある。行川アイランドにも行ったりして楽しかったのだが、その時鉄路で行ったと記憶しているものの、ハテ外房線経由だったか内房線経由だったか、忘れてしまった。しゃらくせえ、両方とももう1回全部乗ったれというのが出発点である。
今回のテーマは「里見めぐり」とした。里見オタの悶外氏へのリスペクトとして、久留里城・館山城を巡る。久留里城へは久留里線を使うので、タブレット閉塞の久留里線もここで堪能できる。もちろん、終着駅の上総亀山も訪れる。
今回使用したのは「房総フリーきっぷ」 東京から特急に乗ってくることも可能なのだが、ダイヤの狭間でうまくいかず。西大井から別途料金を払って普通列車のグリーン車で木更津へ。
木更津駅着。
「証城寺の狸」の発車メロディが印象的な駅だ。
木更津は漁り弁当はじめ駅弁が充実している。是非とも頂きたいところだが、久留里線はロングシートなので諦める。
久留里線と久留里城
久留里線に乗車。
かつての南総里見氏の本拠へ至る路線として古くから知ってはいたのだが、乗るのは初めてである。かれこれしているうちに、数少ないタブレット閉塞が見られる路線となってしまった。かといって山田線や花輪線のように、山里の中を走ると言うことはなく、住宅の広がる郊外がメインである。このあたりは車社会だと思うが、乗客は少なくない。
久留里駅着。
小さな駅は、ほっと落ち着く。
久留里城へ移動する。どこから入ればいいのか、少しだけ分かりづらいが、案内はきちんとある。
麓からは山登りである。コンクリの坂を登るもよし、土の道を少し遠回りするもよしである。
二の丸跡には資料館がある。ここは無料。数枚のパネルのみだが、要点を押さえた久留里城を巡る推移が分かる。
天守閣。コンクリート再建のもの。最上階からはもののふどもの夢の跡が見えるが、山に平地が開けているところが所々散見する。
房総半島はゴルフ場のメッカだ。
久留里の町はのんびりとしていて気持ちがいい。シャッター通りの悲壮感ではなく、慎ましく生きてきた小さな商店街を擁している。水自慢の町で、井戸があちこちに涌いている。
東京や千葉へ抜ける高速バスも走っている。市街を主要道路が貫いているため、交通量は多い。狭い歩道で立ち止まったら、後ろの車にクラクションを鳴らされた。自動車様は大変に偉いお立場にあるようだ。
久留里の空は、高く感じた。
終着駅・上総亀山駅探訪と夜の久留里市街
久留里を出てようやく山がちなところへ入った久留里線で、上総亀山駅へ。
終着駅へまた来た。駅前の商店にある自販機に、BOSSスーパーマイルドが売っていたので買って飲む。
木更津へ戻る。この日は木更津泊。東京には気軽に戻れる場所だが、この時期の私はとにかく旅に出たかったので木更津泊とする。しかし、夜の木更津は寂しい。
そごうがあった海側の寂れ方がひどい。
この日の宿はグランパークホテルエクセル木更津。駅徒歩4分とあったが、周りには商店もなく、ATMを探しにコンビニへ行こうとすると駅前に戻らねばならないほどだった。泊まっている客などいるのかと思っていたら、朝の朝食会場は随分と人がいる。ここの朝食バイキングは種類も多く、満足度は高かった。
館山城見学
房総特急で館山へ。木更津駅前のバスターミナルでは、海ほたるを越えていくバスが盛況のようだった。
館山着。
バスもあるようだが、便がないので徒歩で館山城へ。賑やかさはないが、慎ましさの中に市民の生活のにおいを確実に嗅いで取れる市街中心部を歩いていく。
公園入り口は車も多く、家族連れで賑わっていた。
館山城天守閣。館山の町と海を望める眺望に歓声が上がる。
天守閣内は、里見八犬伝の展示がメイン。メディア化作品の一覧があり、最近のTBS版ドラマから漫画まで、数多く過去作品が並べられていた。
館山市立博物館。こちらは、館山市の古代から現代に至るまでの歴史がまとめられている。里見後の房総は、小藩ゆえの苦悩が多いようだ。また、書簡で見る里見氏の外交といった企画展示もあり、学術活動盛んな博物館のようだった。
帰りは上手くバスがつかまった。「房総フリーきっぷ」が役に立つ。駅前に回転寿司があり、ふらふらと中に入る。外れのないネタに満足したが、鯨がひときわ目を惹いた。
館山駅は海に近い。ひとときの開放的な時間を楽しむ。
海を見ると、嫌なことを少しだけ忘れられる。
安房鴨川を経由し東京へ帰る。房総エリアは昔の横須賀線型車両が健在だ。ローカル線だが2両ロングシートのようなケチなことをせずに、長大編成でやってきてくれる。1人1ボックス占拠。安房鴨川の乗り換え時間は3分。とても帰りの指定券を取っている余裕はなかった。わかしお号は随分な混雑であった。
内房線・外房線を十分に乗り切り、東京着。
何かあればwebmaster@etilog.netまで