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2006/07/31(Mon.) [長年日記]

[ETilog9][Train] 新横浜駅からのぞみに乗る

香川へ行くことになった。1日で岩手から行くのは辛いので、神奈川の実家に前泊して行くことに。

だいたい、東海道新幹線に乗るのも久々である。去年、静岡まで乗る機会があったが、その前は高校の時の同好会の合宿で乗ったのが最後である。のぞみは名古屋から1回乗ったことがあるだけだ。今回は岡山までのぞみに乗る。名古屋以西初のぞみである。これは是非東京から乗りたい*1

……だが、久々の暑苦しい夜、なかなか寝つくことが出来ずに出発はだいぶ遅れてしまった。新横浜から乗らざるを得ない。だいたい、私は新横浜から乗ることが少ない。…合宿なり修学旅行なりの集合場所が東京駅になりがちってのが大きな理由だが、1回横浜駅に出なければならない状況で、横浜からなら駅に東京駅でも着くまでは2倍程度かかるだけのこと。もちろん、新幹線が動いているぶんの時間ロスもあるが、やはり始発駅から乗るほうが好ましいことも多く、新横浜駅はあまり使うことがなかった。だいたい、品川駅も出来たせいで、乗り換え時間まで含めれば、横浜駅から新幹線ホームまでの到達時間は新横浜と品川と大差ないのではなかろうか。

しかし、仕方がない。横浜市営地下鉄で新横浜駅へ。今回は荷物が重い。一人旅なら徹底して衣服を省略するのが私の流儀だが、今回はプレゼンテーションをしなければならないこと、人とあって交流せねばならないこと、季節が夏であることから衣服が増えたのであった。そう言うときに限って、横浜駅はエスカレーターが整備されていなかったりする。

新横浜駅に到着。新横浜……なんとなく、小学6年生の時に塾の卒業式で横浜アリーナに集まって以来という印象だ。日産スタジアムもラーメン博物館も私には疎遠であった。なんでも改修中だとかで、新幹線ホームに着くまでやったらと時間がかかる。品川駅や東京駅のフラットな乗り換えを味わってしまうとやってられない感満点である。

新横浜駅で、横浜アリーナとかがないほうは、横浜?!と言いたくなるようなローカルな風景である

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…ここらにご住居がある方にはまったく罪はないのだが。新横浜を飛ばして新大阪まで速くイケるんであれば飛ばしてくれても構わない気がしてきたが、横浜市民はそれを許さないだろう。

新横浜駅も白色LEDの案内機が取りつけられ、ずいぶん次の列車が分かりやすくなった。シウマイ弁当ではないシュウマイ弁当を買って、のぞみに乗り込むと、人が座っている……はて、列車号数を間違えたか車両を間違えたかと思ってデッキに引き返すが、あっている。「すみません…」と確認すると、その中年男性は席をどいて前の空いている席に移った。どうやら、自由席特急券を買って、車内で差額を支払って…ということをする心積もりだったようである(きちんと車掌氏は容認していたから、東海道新幹線ではよくある風景なのだろうか。全席指定のはやてばっか使ってたのでよく分からないが)。こういうことがあるから新幹線は始発駅から乗ったほうがいいのである。二度と新横浜から乗るまいと心に誓う。

しかし、東海道新幹線は果てしなく市街が続く路線である。田んぼが広がるってことがあまりない気がする。ましてや、東北新幹線のように「山の中を走る」ってシーンがないようだ。これが太平洋ベルトなのだ。工業を興し、田畑を潰し、住宅が拡がり、駅にはネオン輝くビルが立ち並ぶ。そういう繁栄を謳歌してきた地域を走る新幹線なわけである。見渡せば車内はほぼ満席だ。3列シートのB席(合間の席)にちらほら飽きがある程度。さすがドル箱路線である。頑張って莫大な国鉄債務を冷やしてもらいたいものである。

名古屋で結構降りる。大阪以西へ行く人と名古屋までの人では半々くらいのようだった。意外。

岐阜羽島を通過する。昔は通るたびに「田舎の岐阜羽島だ!」と騒いでいた気がするが、岐阜羽島は十分市街である。滋賀県内ではようやく田園風景も垣間見ることができ、安らいだ。京都駅ビルがそびえる京都へ。今回も素通りしてしまうのが残念である。

そして、新大阪……しかし、遠い。盛岡までたどり着くのと同じ位の時間がここまででかかってるのだ。旅好きの私がすこしげんなりしてきていた。すごい。新神戸からトンネルをいくつか越え、ようやく岡山である。長かった。

正直、3時間を越える新幹線旅はよくないのかもしれない。だったら、下道で途中下車しながらのんびり行くほうが楽しい。この私が鉄道旅に疲れることがあるんだと、驚いた。

*1 このあたり、一般人理解不可能な思考回路かもしれない

[ETilog9][Train] 特急南風・阿波池田行き

今年の集中豪雨はすごかった。すごかったといっても、実体験ではなく、あくまで報道で知りえた限りですごかったと思うだけのことである。

そんなんで、岡山駅で降り立ち、特急南風号に乗ろうとしたら…高知行きのはずが阿波池田どまりになっている!

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集中豪雨で線路が浸水したようで、運転は阿波池田どまり。そこからは高知までノンストップの代行バスが出されるとのことであった。編成もいつもより短いらしく3両編成。指定席のある号車が自由席になっている。車掌氏に「きょうはしょうがないので指定席の開いているところに座ってください」と言われた。…本来の指定券をもっている人が来られても困るだけなので、自由席にすわっていいかと聞くと、「お客さんが構わないなら」と言う。指定料金が無駄になるわけだが、座れれば構わないと思って自由席に乗車した。

四国はすでに高速バスが特急とだいぶ競合していると言うが、非電化区間を走る特急が、鉄道の魅力である定時制をクリアできない状況があり、JR四国もなんぎやなぁ、である。

思えば、今回は鉄道運がつくづくない旅になったわけだが、あくまでこれがその予兆に過ぎないと言うことは、そのときの私は思うべくもなかった。

[ETilog9][Place] 金比羅さん@琴平

琴平といえば、琴電である。私にはその程度の認識しかない。金刀比羅宮があるのは分かるのだが、そういう寺社仏閣めぐりは私の趣味の外に長らくあった、いや今もそのままであることが大きい。

それでも、今回金刀比羅宮にお参りする機会に恵まれたので、行ってきた。機会が出来れば進んで行くようになったのは、私のここ数年の変化である。

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御本宮までは785段も階段が続くわけだが、辛くなかったと言えば嘘になりそうだ。運動不足(しょぼん)。一緒に昇った中では若手だったのに、疲労度はあまり変わっていない事実を知り、驚いてしまうのである。

本殿だけでなく、階段の最後にある奥殿まで行ってきた。

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これだけの景色に対する対価としては、1368段くらいは安いものである……ビデオカメラや無線機材を持って登るわけではないのだったら。

参拝もきちんとした。私は、とくに願掛けをすることはよしている。ただ、神さんのまえでは頭をからっぽにしてみるようにしている。その通貫が気持ちよいので、「お参り」というものを好んでするようになった。……だが、今回はどうしても頭を空にすることが出来ず、俗世のことを断つことが出来なかったことは私に大きなショックを与えた。それはそれは大きなショックだった。そこまでに、それまでにそのことに対する執心が私にあったのかと自分で愕然とする思いであった。幸せは不幸せである。


琴平市街は、少し寂しいようだった。

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アーケードのある商店街も夜7時には完全クローズドである。また、遠野と同じく街中にコンビニはない。おもいっきし観光の街だが、かといって人出も多くない。だが、ひとはだいぶ親切であった。宿の方も車で送って頂いたり、大門までにある土産物屋の人たちは皆、話が巧みだ。

もっとも、駅の裏のほうを国道まで出れば、そこそこの書店もあるし、コンビニもあればショッピングセンターもある。きちんとマクドナルドまで入っているのである。岩手なんかだと「町」レベルの市町村ではなかなかにマクーはない。このあたりが裕福な西日本を想起させ、私を少し感傷的にするのである。

[ETilog9][Web] Yahoo! Days

ヤフーが運営するSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が7月31日、「Yahoo!360°」から「Yahoo!Days」と名称を変えた。新たにYahoo!BB会員(508万人)とYahoo!プレミアム会員(635万人)が自由に登録できるようになり、既存ユーザーからの招待が必要だった従来よりもユーザーのすそ野が広がった。

[ITmedia News:「mixiを追いかけても意味がない」――ヤフーSNS、会員向けに開放より引用]

SNSはいくつも登録してもなあとかって思っているんだが、せっかくわずか2回のヤフオクのために入ったYahoo!プレミアムの月会費を有効に活用すべく「Yahoo! Days」に登録してみた

お使いの環境では正しくご利用になれません。

Yahoo! Daysをご利用になるには下記の環境が必要です。

・Microsoft Internet Explorer 5.5 以上 または Firefox 1.0 以上のブラウザ

却下。Safari舐め過ぎ。

[ETilog9][Train] 琴電でも自動改札機があっ!

琴平電鉄というと、どうも京王なんかの古い車両が行く典型的地方交通って感じがする(香川の皆さんごめんなさい)。事実、京王の新しい車両が来たときに橋が重みに耐えられるのかなって心配されたって話を宿の人に聞いた。

ですけど、高松築港駅はこんな感じになっていた。

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琴電に自動改札機が! ど、ど~するもんがいさん!

って、琴電はIruCaというICカードをすでに導入していて、首都圏大手私鉄より先進的なのであった。琴平駅のような末端部でも簡易改札機があるのでICカードが使えてしまうわけですな。

とかなんとかいって、琴電もまた「山の中」はあまり走らないようだった。田んぼがひろがっていることはあったが、半分近くは住宅地の中を走っていた。琴電は市民の足になり得る鉄道なのだとか考えた。

[ETilog9][Place] 高松市(高松駅前)

高松は、高1のとき(10年近く前)に行ったとき、意外と何もなかった印象がある。…いや、ちょうど琴電瓦町駅と高松駅に挟まれたあたりではなく、その外側と高松駅前しか見なかったせいだろうが。コトデンそごう以外にも、三越があったり、宮脇書店の本店があったり、中心部はそこそこ「使える」街なのだろうかと想像してみた。

久々のJR高松駅。前回訪れたときは工事中だったのが、見事に改装されている。

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駅の中には商業施設が入り、大分便利になった。でも、駅の中のプラットフォームはあまり変わっておらず、少しほっとした。帰ってきた感じが滲み出ていて、ね。

何よりも一番の大きな変貌振りは、サンポート高松だろう。高松シンボルタワーは、目立つ。

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だが、店が閉まるのが比較的早いのが残念。市街が駅前にもやってきたって印象を受けた。

[ETilog9][Train] 坂出駅駅標識

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これなんて有楽町線?

[ETilog9][drink] 四国限定品を飲む

去年、北海道へ行ったときはやったらあったのでたくさん試したが、今回は1品だけ

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四国キオスク「八十八茶」

とりあえず、キオスクはどこもかしこも独自ブランドのお茶を出すのがすきなのだろうが。北海道キオスクの「うらら」は「水みたいにごくごく飲める」と、ナショナルブランドに勝ち得ないチープなのをウリにして大成功していたけども、これは……茶葉の質を落とした伊右衛門ってところでした。


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