2004/12/21(Tue.) 座間に引っ越した日 この日を編集
■ [ETilog] ブログ・ライフ
いま,一番「ヒトとヒトとが繋がる」ウェブログ・ライフを送っているのは,takaでしょうね.
cocologやブログ人,LOVELOGなど,コミュニティをベースとしたISPベースのウェブログの中では,ダントツの「横に繋がる」ブログだと思う.
MovableTypeのトラックバックみたいに,nice!は他に輸出されるかな?
■ [時事ネタ] これは注意せねば
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041221it05.htm
まったく,悪者はよくここまで知恵が回るものよ.その知恵があるなら,普通に働いても成果は出せるだろうに.
■ [ETilog] トラックバック
是非,ETilog2からさせていただきたいのだが,ETilog2は原則長文ベースなので,それが出来ないときはできない.うーむ.
まあ,あとはそれが書けるだけのときにタイムリーにぶつからないわけでもあるが.
2005/12/21(Wed.) 容姿端麗。 この日を編集
■ [ETilog] Weblog論【2005年12月版】
〜論といってもmiscな走り書きなのであるが。
さるサイトの掲示板に「あまりみんながみんなブログを持って自分の生活をさらけ出してしまうというのも気持ち悪い社会ですね。
」というコメントがあり、「それもそっか」と妙に納得してしまったりしてたりするわけですが。このETilog1を始める前はそう思っていたから。ただ、ノイズ覚悟で一気に吐き出すようにすると、駄文の中にもプレス・コードをクリアして外部のサイト(ETilog2)に掲載できるものも出てくる。毎日更新するには、身辺雑記からはじめないといかんなということを深く実感する次第だ。
で、すこし古い記事なんだけど
眞鍋かをりが委員長を務める「ブログ普及委員会」が発足::RBB NAVI
1日15万件のアクセスがある人気ブログ「ココだけの話」を運営する眞鍋かをりは記者会見で、「私自身は1年半前に、ニフティの人から初めて聞いてブログを知りました。このしくみなら成熟したコミュニティを築けると感じた。そこでこの委員会ではブログをもっと普及させ、みんなのコミュニケーションが深まればと考えています」などと語った。(太字修飾引用者)
彼女自身、「精神的につらいとき、それをブログに書いて救われたことがある」、「私のブログを知人や家族が読んでくれ、今まで知らなかった私の一面を理解してもらえることが増えた」という。また将来は自分のブログで「ポッドキャスティングを使い、自分自身が個人的に録音したものを公開できたらと思っています」などと抱負を述べた。
Blog、Web日記をやってると自省的な内容を書いてしまうことが多々あり、読み手を不愉快にさせてやいないかと気がかりになることがある。でも、辛いことを吐いてしまうと楽になることは否めない。身の回りの親しい人に聞いてもらうのもいいのだが、それだけでは捌けない思いもあるし、そのこと自体が出来ないこともある。「仕事の愚痴は家庭で、家庭の愚痴は仕事場で」というのもテだが、一人暮らしではそれもかなわない。だとすれば、その思いをネットにと言うのも当然の帰結なのかもしれない(自分ひとりで自分しか見ないノートに書いていればいいのではないかと言う議論もある。これについては今回はとくに言及しないが、人も見るところに書きたい欲求は誰にでもあるだろう)。かの女王様ですらも…と少しばかり上の記事を読んでびっくりした。もちろん、読んでいてくすって笑えるようなデコレーションが必要だと思うんですが。眞鍋かをりはその当たり上手だとおもう。
不満に思っているのは皆同じで、誰かが堰を切った途端に組織とて収拾がつかなくなる…とものの本にあってそれは同感なのだが、あまり我慢し過ぎると本能寺の変が待っているだけである。あるいはぶち切れて鳥羽伏見の戦いを始めてしまったり、真珠湾を攻撃したりしてしまうかもしれない。許容範囲内の不満の発露が重要なのである。
…あれ、ブログの話だったっけ?
■ [雑感] 岩手にはなにもない
岩手に来たばかりの頃、首都圏から岩手に来る人がややレアだったこともあり、しばしば「岩手には何もないでしょう」と言われてきていた。私は初めて言われたときは「そんなことないですよぉ」と言った気がするが、2回目以降くらいから「いや、何もないのがいいんですよ」と答えるようにしていたと記憶している。
が、これは大変失礼なことだったのかもしれない。「私ってキモいですか?」と聞いて、私が「そんなことないですよぉ」と言われることを期待しているように、「いや、岩手に何もないなんてとんでもない! 盛岡の都市機能の充実度は仙台以北随一ですよ。北上には工業…」と言うべきだったのかなと少し反省している。
ただ、東京なり仙台なりと比べて相対的に「何もない」のは事実である。一方で盛岡は県庁所在地としてはそれほど悲観するほどではない。北海道の釧路や帯広といったあたりともまた違うポジションだろう。もちろん、田野畑村(2回も泊まってるので意図的に出しているが、もちろん川井村でも普代村でも構わない)のようなところになると、確かにつらくなってくるだろうが、それでも市が分散してるのでそれほど悲観的でもない気がする。
父の郷里が北海道であり、北海道は岩手に来る前からいろいろ興味を持って少し調べることもあったが、岩手は岩手で自然は多いんだけど、歴史がヤマト的であったり、江戸時代を踏まえた田舎さがあったりする。
先のイワテニアンの「岩手には何もないでしょう」というコンテクストで対象となっているものは、東京には掃いて捨てるくらいある。岩手にもあるところにはある。だが逆に、東京の人が岩手の人に「東京には何もないでしょう」と言ったとき、「東京にはホンっと何にもないですね」と答えざるを得ないものが岩手にはある。それが真実だろう。
■ [Diary] 週末ずっと家で過ごしたら
満タンにタンクに給油した石油ファンヒーター、4日間で再給油が必要になってしまった。
資源節約のためにも大学で作業したほうがいいんだろうなあ…でも、作業環境としては家のマシンの方が快適。ああ。
■ [雑感] TYPOをなくすには
最近、タイピングミスが増えた。うーん…まあ、寒さで手がかじかんでってのもあるだろうが。速く文字を書こうとすると字が雑で読めなくなるのと同様、大量の文章を高速でタイプしようとするのが悪いとも。
タイピングソフトで練習をするのも良いのだが、いまさらやっても矯正できるかどうかは疑問。
そんなわけで、「かな入力に戻す」という対処を考えてみた(汗
私は中2までJISキーボードでかな入力をしていたのだ。かな入力であれば、タイピングミス即ち日本誤変換がまず不可能ってことで(あ、やっぱそうでもない)、打ち間違えは直される可能性が高い。これを機会に親指シフトもいいかも〜
まあ、この問題の難点は、英文および(こっち重要)プログラムソースのTYPOはいかんともしがたいってことだorz
……しばらくはあきらめて、ブラインドタッチをあきらめるのも一つの手かな。
■ [雑感] ところで
俺が地方に住むのもいいかなとか思うとき想定するのは、たいてい東北太平洋側か北海道である*1。豪雪地帯が除かれる傾向はともかく、なぜ九州とか沖縄とか四国とか甲信地方とか中国地方山間部でないのか。自分の七不思議のうちのひとつである。
*1 大阪や名古屋も考えないわけではないが…後者は根付くのに疲れるかも
■ [Review][Book] 現代用語の基礎知識
流行語大賞で有名な自由国民社が出している「現代用語の基礎知識」。いつの間にかA5サイズで、机上でも使いやすいサイズになっていた。
調べたら小さくなったのは去年からっぽいが、去年のはデザイン的に野暮くなってたんだよね。だから「もうだめぽ」とか思ったもんだが、今年の表紙はシャープにしまっていてなおかつ内容の濃さを思わせるエレガントさもあっていい。
imidas(集英社)や知恵蔵(朝日新聞社)はあるのだが、元祖現代用語辞典・「現代用語の基礎知識」だけはまだ持ってない。値段の割には内容がぎっしりなので、買おうかとか検討中。
■ [最近] 徒歩生活
昔は「歩くのも気分転換になっていいな、寒さを感じるにはやっぱ徒歩だぜ」とか思っていたものだが、たかが大学−自宅間の徒歩ですら億劫である。自動車万歳!……って俺が言うようじゃ世も末ですか?
というか、朝、車を出せない停められ方をされていることも多く(前向き駐車する俺も悪いが)、それで徒歩通学になってしまっている。
2006/12/21(Thu.) 果たして僕は社会に必要とされる人間なのだろうか この日を編集
■ みんな必要とされてるくせに、自分ではそのことが分からないんだよね。過度に必要とされる状態にならなきゃ、そういう状態にあるってことが実感できないわけだ。だったら、過度に必要とされる状態にならなきゃと思っていたわけだけど……
2008/12/21(Sun.) クズ この日を編集
■ [Diary][Train] 都営浅草線大門駅ホームにて――東京都交通局の安全意識を問う
都営地下鉄「冬」のワンデーパスが使える日のため、戸越から新宿まで、大門経由で移動することに(都営地下鉄浅草線、大江戸線利用)。
泉岳寺駅で乗り換えた列車を大門駅で降りると*1*2、時間が夕刻だったこともあってか同じく大門で降りる人も多く、浅草線のホームはやや混雑していた。大江戸線に乗り換えようと階段の方へ歩いていってると、女子中学生数人が列車に乗りこもうとしている最中だというのに車掌がドアを閉めているではないか。ドアに挟まれる女子中学生3人。体が挟まれているのに加えて、彼女らはラケットか何かショルダーから荷物を提げており、それがドアの中に挟まれている子もいる。軽い悲鳴をあげる女子中学生。ドアが少し開くも、1人は完全に乗車し、2人のうち1人は外(ホーム)に出たものの、最初に挟まれたときに荷物だけが挟まれていた1人は乗ろうとして、またドアに挟まれる。ドアが全部開かれたので、ホームに残された1人と2度挟まれた1人が再度乗ろうとするも、やはり乗っている最中にドアが閉まり、1人の荷物だけがドアの中に挟まれる。挟まれた荷物を必死に取り出そうとする女子中学生。再度ドアが少しだけ開き、荷物を出すことが出来ようやくドアは全部閉まった。哀れ、みんなで乗ろうとしていた列車に全員が乗り切ることが出来ず、彼女たちはグループをバラバラになった*3。済ました顔で半身を乗り出して進行方向をまっすぐ見据えている男性車掌が、呆然と立ちつくすホームに残された女子中学生2人の横で、乗務員室のドアをバタンと閉める。最初にドアを閉めたときから、1発でドアを閉められたときの2.5倍の時間がかかっていただろうか。
……朝の通勤時間帯なら分かりますよ、客が乗ってる最中にドア閉めるの。閉めないと本当に発車できないし。しかし、大門駅の時計は17時を少し過ぎた頃。別に後ろの列車が詰まっていると言うことはない。その女子中学生が駆け込み乗車をしようとしていたというのでも分かりますよ、乗ってる最中にドア閉めるの。別に彼女らは駆け込み乗車をしていたわけではない。おそらく大江戸線乗換階段が近いこともあり、降りる客が多かったのであろう。それで、降りる人が皆降りるのを待っていたら、他のドアではみんな乗ったのにまだ乗り終わっていなかったと言うことなのだろう。女子中学生は部活の試合帰りか、単に部活帰りか、とにかくも複数人(4~6人くらいか?)だったようだから、とくにドアに別れて乗車するということも考えなかったのだろう。
その時の大門駅ホームには駅員はいなかったようで、「一カ所に固まらず、空いてるドアからご乗車ください」とか放送は一切なかったし、ホームに駅員がいないときは車掌が車外スピーカで放送する鉄道会社もあるけど、そんなことはしていないようだった。
早く発車するために、客が乗ってる最中にドアを閉めるのはいい。それで客がドアに挟まれず、ドアの内側にさっさと入ることが出来るのならば。ところが、結果として女子生徒がドア挟まれ、その後、開いて閉めて開いて閉めて開いてまた閉める…ということをして大幅に時間をロスしているのである。馬鹿ではないか。最初からドアを全部開いて、彼女らが乗り切るのを待てば、その開け閉めをやる時間の2/5の時間ロスで済んだのである。
なにせ、あの鉄道好き女子の酒井順子でさえ、中学生の時にクラブ活動の対外試合で一人で電車に乗らなくてはいけなくなり「試合よりも一人で電車に乗ることの方が、ずっと緊張した」と書いてらっしゃる(「女子と鉄道」)。中学生くらいだと、電車に乗り慣れていないというケースは十分有り得るのである。そういう客層をドアで挟むのはいかがなものか。
そもそも、降りる人が多くて乗降に時間がかかり定時に列車が発車できないのは、当該時間帯の列車本数では乗客を捌き切れていないという、輸送見積もりのブレであり、本来は輸送頻度を上げて解決すれば良い話である。しかし、それでは採算上見合わない、車両運用上不都合がある、客がいない日もあってその時は過剰な列車本数・車両数となるというのであれば、混雑時には多少の遅延には目をつぶるしかない(乗客がそれに対してどう思うかは別)。それを踏まえて、ゆとりあるダイヤを組むしかない。だいいち、定時運行より乗客の安全、輸送上の安全を優先すべきなのは、福知山線脱線衝突事故のJR西日本の例を引くまでもないだろう。
東京都交通局は、列車に乗りかけの女子生徒を3,4回近くドアで挟んだ挙げ句、列車の発車を遅らせたのである。危険きわまりないとともに、何度もドアを開け閉めして列車の定時運行を乱すことをしておる。
釈然としない気分のまま大江戸線に乗ったら、2駅ごとくらいにお客様へのお願いとして「ドアが閉まりかけましたら、次の電車をお待ちくださいますようお願いします」とアナウンスしている。東京都交通局は、ラッシュでもない時間帯に、客が乗ろうとしているタイミングを見計らってドアを閉めて、次の列車に乗れと言いたいらしい。
宮脇俊三は「大都市の駅員はみんな感じが悪いが、とくに東京都営がよくないと私は思っている」と書いている(「汽車との散歩」)。駅員の態度が悪いのはサービスの問題だからよいが、安全の問題をおなざりにされるのは、都営地下鉄を普段使いしている人間としては大変に困る。東京都交通局の乗務員は、三島駅の新幹線ホームで起こった乗客転落事故を知らないのだろうか。同事故は男子高校生の駆け込み乗車が発端だが(それでもJR側の過失が認められている)、今日私が目撃したのは駆け込み乗車でもなんでもない、普通の乗車時に行っていた行為である。
自ら作ったダイヤで混雑をさせておいて、停車時間が長くなったので早く発車するために乗客をドアで挟んで、列車への乗車を諦めろと言う東京都交通局の姿勢には、全く同意できない。安全性の観点において、駆け込み乗車であれば乗客の側に非があるが、本項のケースでは非は東京都交通局に多くあるとしか思えない。東京都交通局の安全に対する考え方に、甚だ疑問を感じざるを得ない。
■ [雑感] ↑上の記事
企業、サービス、モノに関する意見をブログに書く度に思うのだが、やはりクレームは直接当事者にぶつけるのが筋だとは思っている。以上の内容をリテイクのうえ、東京都交通局に封書で郵送した方がいいのかな、とも思う。手紙文例集には「クレームの書き方」なる文例も載っている。実際に手紙で丁寧に書いてクレームを述べる方もいるのだろう。企業としても、知らないでいるより、知る機会があるほうが望ましいだろう。改善するかどうかはともかく。
ただ、ブログに書くのは、事実を記録し、その内容をネット上の衆知に供するためである。その会社のサービスが悪いと思ったときに検索してみて、類型がたくさん検索結果に出てくるようなら、その感想は真実となる。逆に検索結果に1件しか出てこないような内容なのであれば、その異議申し立ては自然と淘汰される。
だからと言ってそのままというのもなんなので、考える。
何かあればwebmaster@etilog.netまで