2004/06/15(Tue.) お詫び申し上げます この日を編集
■ [ETilog] サーバ不通のお詫び
6月14日午後9時頃から6月15日午前10時頃まで、ETilogサーバに接続できない状態となっておりました。公開始めて間もなく、期待して見にきて下さった方もいらっしゃる中、本当に申し訳ございません。
サーバ不通の理由は…私が間違って「ログアウト」ではなく「システム終了」を選んでかえったからです(爆
■ [ETilog] ところで
私の心の中でだけ鳴り物入りで始まった「Eyes」ですが,このページのロゴの眼,わたしの眼です…
「人を3人くらい殺してきたような眼」「修羅場をくぐり抜けてきたその眼」ともっぱらの評判なんですが,こんなんタイトルロゴにしてよいのか?と皆さんにお聞きしたい.かりにも「完全戦国年表」は「きっずgoo」はじめ,各小学校・中学校のリンク集にも登録されているようなサイト,子供たちに悪影響が出ないか心配で心配で夜は深く眠ってしまいます.
だいたい,私はホームページはじめて7年.はじめて出す作者の顔の一部分なわけです.どんなもんなんでしょうね? あれだけ小さいから大丈夫な気もしますけど.
■ [雑感] 私の家族について言われること
意外に思われることが多いので,皆様から頂く意見をまとめたみた.
- 弟か妹がいそう【13票】
- お姉さんがいそう【5票】
- もう結婚してそう【4票】
- 奥さんにネクタイ締めてもらってそう【3票】
- 美人の奥さんがいそう【2票】
- お兄さんがいそう【2票】
- ひとりっ子そう【2票】
- 大家族そう【2票】
- どこか知らないところに兄とか弟とかいるんじゃねえ【2票】
- すっげえ美人の妹とかいそう【1票】
- 男の子が3人くらいいそう【1票】
- で,怪獣ごっことかしてそう【1票】
まあ,上にはいろんな意見がまざってますけど,私が社会人だと勘違いされている前提のものもいくつかあるのでなんともいえないです.いやはや,スーツ着ていると良く間違われます.こんな餓鬼んちょなのにねー
2005/06/15(Wed.) 交錯する雑感 この日を編集
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2008/06/15(Sun.) ばばくさいだって? この日を編集
■ [Train] 「文字の大きな時刻表」を買ってみた
今回の鹿児島行では、いつものコンパス時刻表ではなく、「文字の大きな時刻表」を買ってみた。内容はコンパス時刻表と一緒である(現に「コンパス時刻表」の同月号の別冊になっている)。
しかし、結果としては失敗だった。バスも使う旅行であれば、同じサイズでJR時刻表を買えばそっちものっているのに、と歯がゆくなる。また、大きな荷物をコインロッカーに預けたあと、手荷物だけを入れる鞄の選択肢を狭めることになる。手軽に取り出すわけにはいかない。探訪先でバス時刻表と照らし合わせるときに少しばかり参った。もう二度と買うまい。そう思った。
だが……
家に帰って東京時刻表を見てみると、そのあまりの文字の小ささに耐えられない! キーッ!! そう、文字の大きさにすっかり飼い慣らされてしまっていたのだ。どうにかならないものか。。。
■ [mono] GR DIGITAL II見参!
鹿児島行を控えて、GR DIGITAL II買ってしまいましたよ。7万円切って18%ポイント還元*1なんだもん。
場所によってはちょっとズーム欲しいかなと言う場面はあったものの、欲しいズームって35mmフィルム換算で40mm程度なんだよね。むしろ、夜フラッシュ焚かないで撮れることが多くなり、大いに助かった。もっとも、マニュアル操作できるカメラがオリンパスのC-3030ZOOM以来で、ちょっと惑い気味。お勉強しなくちゃ。
実は、テツが最近増えたせいで、駅なんかでシャッター切ってると同列っぽくて俺の中の心情的にイヤだったんだが。GR DIGITALの黒いフォルムを携えて構えると、「俺はこいつらと違う」って思えてくる……そう、区別をつけたがるのがオタの証左って話もあるが、とにかく街中で構えていてもサマになる。貴重な旅先携帯カメラだった。俺のベストチョイス!
リコーは大人のデジタルカメラ。ノイズが多い? そうゆう潔癖症な人はみんなで仲良くIXY使ってなさいってこった。
*1 カードの2回払いで買ったのでマイナス2%
■ [Essay] 母校の文化祭を見に行って驚いたこと
これは昨年9月の話である。
久方ぶりに、出身高校の文化祭を見に行ってきた。出身高校は中高一貫の私立男子校なので、出身中学でもある。サンデー毎日で目立たない程度に話題になる学校とだけ書いておく。私は、そこの学校で青春時代を過ごしたが、体育部には属さず、文化部、それも同好会に属していた。その同好会では、文化祭で展示を行うことを活動の第一としていた。ベニヤ板を合板してパネルを自分たちでつくって、説明用パネルを作るのである。模型をつくり、パソコンゲームや映画を作成し、文化祭来場者に見てもらうわけだ。
その同好会が、存続の危機に瀕しているらしい。自分らがいた頃には、高2から中1まで30人に迫る勢いだった会員数も、今では4人になってしまったのだそうだ。少しばかり心配になって、見に行ってきたという次第だった。
さっそくその同好会の展示を見に入ってみる。見に来ている人はきちんといて、「最悪の事態」ではなかったことに安心した。もっとも、映画やらステンドグラスやら教室の外の装飾などは流石になりをひそめ、射撃のようなゲーム系のアトラクションで客を集めているようだった。まじめな展示も残ってはおり、会員数が少なくなったせいかパネルはA3用紙にワープロで印刷したものをそのまま掲示していた。少ない会員数、さもありなんと思っていた。
私たちが現役の会員だったころにつくっていたパネルというのは、それはそれは手間がかかるものだった。ワープロ→パソコンで原稿の文字を出力し、その出力した字体の下にカーボンを敷いて、東急ハンズで買ったA1サイズの紙に「レタリング」するのである。ちなみに、自分は中1の時、へたくそすぎるってことで、高2の先輩に「お前はやるな」と言われたのであった。A1の紙もカラーの紙で、ポスターカラーをうまく合わせて、できあがりは大変キレイ。「起承転結」の展示に従って、色合いは変える。このレタリングでつくっていった「パネル」はお客様(文化祭来場者)に大変好評だった。
そんな手間のかかる作業が、総会員数4人では出来るわけがない。MS明朝で無味に出力されたA3用紙を見ながら寂しさを感じながらも、今の同好会の苦難に同情を禁じ得なかった。
だが……
他の団体を見て回って驚いた。会員数が全然減っていないような、鉄道研究会だとか地理部だとか、そういった団体ですらこの「レタリング」を放棄してA3出力をしているのである。……いや、自分たちの頃も「レタリング」を丁寧にやっていたのは、すべての部ではなかったが、そういう団体も大きい模造紙に手書きで展示用パネルを作っていた。それを、A3でWordかなんかでつくったドキュメントで済ましてしまっている。物理部や地学部といったあたりですらも、A3印刷で済ましていた。文化祭の来場者は多い。オタク気味の我々の団体ですら、往時は人でごった返していた。A3程度の紙では後ろから見えないのである。私たちの頃に「パネル」と言っていたものが残っていると言えるのは、大衆賞(お客様の投票数No.1の団体に送られる賞)常連の化学部くらいだった。
私は、こんなんでこいつら大丈夫か?って危機感を感じずにはいられなかった。
なんで、母校の生徒たちはMS-Wordで良しとしているのか。Adobe IllustratorやInDesignを使えとは言わない。Microsoft Publisherくらい家のパソコンにある家庭は(私立に子どもを行かせることができる家なら)あるだろう。なぜみんなMS明朝やMSゴシック、POP書体で良しとしているのか。格安のDTPソフトだっていくらでもあるはずだ。
学校の情報関連の授業でWordを使う授業があるのかもしれない。学校で出力できるプリンタがA3までにしか対応していないのもあるかもしれない。だが、探せば格安の料金で 最悪、A3用紙を切り貼りして重ね合わせることくらい出来るではないか。学校のプリンタで済ますのならフチを切り取ればいい。だいたい、私立の中学校に子息を送り出すような家庭である。、縁なしA3印刷が出来るインクジェットプリンタを持っている家庭が絶対にあるだろう。さらに言えば、大判印刷を文化祭前に発注するくらいの部費は各部あるはずである。同好会で、部費が学校から降りなかった我々クラスの団体でも、そのくらいの会費はあっただろう。なぜそれくらいの知恵も出さないのか。
中学生、高校生なら「デザイン」ということに目覚めないのだろうか。いや、カッコいいパワーポイント資料、カッコいいWord文書を作りたい。そうパソコンを使うのであれば誰しも思うはずだ。男子校だから女の子に目を気にする奴が全員でないことは出身の俺もよく分かる。でも、なぜ他者の目をそこまで気にしない?
結局は、文化祭というものに彼らがそこまでのめり込む余地が今やないのではないか。そのような結論となる。今はインターネットもあれば、ゲームも楽しい。もしかしたら、単純に勉学が楽しいかもしれない。でもな、後輩諸君。君らが行くような大学に行って、地方の県No.1の公立高校を出た飛びきり優秀なヤツにどうやって敵おうとしてるのかな。彼らとの一番の違いは、高校受験がないぶん没頭した何かに存在する、人間の深みなんだよ。
創意工夫で悩み苦しむことなく、専門職に頭脳をフル回転できるのだとしたら、確かに資源としては優秀な物言わぬ資源かもしれないがね。
2019/06/15(Sat.) みんなのハートの この日を編集
■ [mono] KOKUYO Wizard 3(ウィザード3)を買う
Office Depotで買ったOAチェア(7,000円程度)を12年ほど使ってきたのだがいい加減疲れてきた。破けもある。
そんなわけで、いろいろと文章作成や勉強や考えていた改元10連休前にOAチェアを新調することとした。
ネット界隈にはチェア新調のエントリも多い。アーロンチェアを筆頭に、座る時間も長いからいいのを買えというエントリも多い。一方で、良すぎる椅子は作業をしていても心地よくて眠くなってしまうこともあり考え物だ。苦い思い出がある。高校生の頃早稲田塾に通っていたのだが、高校3年の時に自習室の椅子が「レボリューション自習室」として堅い椅子からふっかふかのオフィスチェアに変わった。暖房が効いていることも多い自習室では、かなりの確率で眠くなった。これは一つのトラウマである。
そんなこんなで考えられる要件を整理すると以下の通りとなる
- メッシュでなくクッション地
- 可動肘(アジャスト肘)つき
- 座面スライドがあると嬉しい
- ローバックとする(会社の椅子がハイバックなのでそれとの差分。自宅では圧迫感半端ないという判断)
- 赤系とする(刺激的な色)
さて価格帯をどうするか。別に10万円超の椅子も購入可能なのだが、試座をしたところで分からないところは間違いなくある。かつ、高いチェアほどメッシュ地チェアが幅を利かしており要件に合致しない。更に言えば、自宅でPC利用、だらだらネットを見ることもあるが、ブログや某年表ウェブサイトなど、執筆時間も長く前傾姿勢が多い。コンテッサやバロンは後傾姿勢前提でこれは微妙かなとも考えた。今回は、オカムラ、イトーキ、コクヨといった実績ある椅子メーカーで廉価帯のチェアから選択するというのを基本方針とした。なお、今回は中古は考えなかった。クッション地はへたりが避けられないと考えたからだ。
ここまで考えたところでいろいろ選定をする。すると良さそうなのはオカムラ ビラージュのVC1だ。
ここで買おう、とカートにまで入れて気づいてしまった。この椅子はナイロンキャスターであるということに。
岩手在住時はカーペットを敷いていたが、東京ではフローリング住みだ。寒くもないのでメンテナンス性を考えるとそうなる。要件が1点追加された。ここから選択の苦労が始まった。
オカムラは部品でウレタンキャスターを売っている。VC2だとウレタンキャスター部品もある。
しかし、これだとキャスター台3,000円程度足して2万円程度にまで上がってしまう。何より、本当に交換可能という保証はなさそうだった。最初からウレタンキャスターのVC5にするという手も考えたが色が好きなのがない。
ここまで来てもう面倒だからナイロンチェアでもいいかとも考え始めた。そうすると値段として魅力があるのはイトーキのサリダチェアだ*1。
1万6千円程度。でも、踏ん切りが付かない。ネットで色々調べると、メーカー関係なくサンワサプライのウレタンキャスターに変えるケースが多いようだ。
これならプラス2,000円しない。シャフト長さ22mmが基本となる。10万円超の椅子でもサンワダイレクトのキャスターにしているケースも散見される。でも、せっかく新品を買うなら純正品が良いのではないか。
プラスのプレセアも考えた。プラスは純正のウレタンキャスターが6,000円弱、可動肘つきのチェアを買っても30,000円弱となる。
と、ここまで悩んで時間を使い果たしてしまい、ゴールデンウィークの改元10連休での到着が難しい状況になった。そうなると、土曜配達が出来るコクヨのチェアが一気に魅力的になる。コクヨはナイロンキャスター以外を選択してもオプション扱いではなく、同額で変更出来るのだ。正直、ナイロンキャスター製品を買って自分の労力でウレタンキャスターに付け替えてナイロンキャスターを破棄するのが非常に馬鹿馬鹿しくなってきていた。
2万円台、3万円台と跳ね上がっていることを考えると、もうひとつクラス上が狙えるようになってくる。そうしてWizard 3だ。これなら可動肘付でウレタンキャスターでも5万円内に納まる。自分で作業する必要もない完成品だ。しかも、座面スライドとランバーサポートが付いて過去検討してきた製品群よりプラス1〜2万程度である。これらの価格帯より上について見ると、コクヨはほぼ背面クッション地の製品はない。オカムラのシルフィーが唯一強力な製品であるが、6〜7万円ラインになる。ここまで来ると10万円台の椅子がイイかと思えてくる。
結果、コクヨ・Wizard 3(樹脂ブラック脚、ローバック、可動肘ブラックシェルタイプ)をkagg.jpで購入することになった。
土曜日の午後配達指定。13時前には製品が到着した。2人で訪問だが、運搬後は1人が残って玄関先(我が家では一番作業スペースが広いのだ)でちゃちゃと組み立て引き渡し。10分もかからなかった。
さて以下感想をば。
- コクヨの座面はやはり良い。大学研究室の椅子がコクヨ製のメディックスチェアで、これが良かった。堅すぎず、ずっと座っていてもなんとか耐えられる。会社でイトーキのトルテRチェアがある会議室が有り座ってみたのだが、経年劣化のせいかもしれないがいろいろ安定しなかった。ボスチャーサポートシートはかなり良い。ウィザード3の良さはこれに尽きる。
- クランクスライドアームは使い勝手が良い。しまうときすっと下げられるのがイイ。前に垂直、真ん中で斜め、後ろで垂直と3パターンいずれも使いどころがある。
- ランバーサポートは個人差があり、良い悪いは人によりけりだが、試してみた結果自分は無い方がしっくりきた。だが、このウィザード3のランバーサポートの特筆すべき点は「左右で違う強度に出来る」こと。基本は完全に効かせるか効かせないかの2択がマニュアル記載だが、マニュアルで調整も可能。
- 身長180cm超の体型問題かもしれないが、座面スライドは最大限引き出してもまだ浅めに感じる。自分は前傾姿勢も多く、基本ロッキングは固定なのだが、そんなこともありロッキング強めで解放したところそれなりに良い。
- 背面クッションは薄め。メッシュ地が流行るのは分かる。だが、こればっかりは満足する製品ラインナップがないことになる。自宅だと素肌に近い服のことも有り、夏でも冷房を効かせることを考えるとメッシュはないというのが基本的な考え。
- ハイバックでも良かったかとは思った。予想以上に圧迫感がない。ハイバックなら肩まで支えられるのは分かっていた。
基本、5万程度の買い物なので良い製品だったというバイアスがかかるのが気になる点を素直に書いておいた。試座なく買った割にはとりあえずは過不足なく、満足している。
まとめとして、オフィスチェアはカーペット敷きのオフィスビルが多いことに起因してナイロンキャスターばかり。個人が自宅でフローリングで利用するという用途は配慮が及んでいない。それは良いのだが、ウレタンキャスターまたはゴム輪キャスターとなるとほぼコクヨ一択となってしまう。オカムラは完全受注生産でキャンセル不可とか言ってくるし、イトーキはそこまでではないが平日配達限定になってしまうのがネック。コクヨは土曜配達が選択出来るのが大きい。
*1 メッシュ背面だとウレタンキャスター。惜しい。
何かあればwebmaster@etilog.netまで