2005/01/10(Mon.) ところで成人の日っていつからいつから1月15日じゃなくなったんだっけ? この日を編集
■ [Review][TV] 稲森いずみ祭り
正直,稲森いずみに始まり稲森いずみに終わった60分だった.正直,松嶋よりはいずみを選ぶと思った.
まじめな話を絡めておくと,宮尾本・平家物語の中では「平清盛が牛若丸に竹とんぼを作る」というのは結構異彩なエピソードで,これまで原作の大事な場面を悉く無視してきた馬鹿な過去作品に比べればじぇんじぇん評価できる.…まあ,文庫本にならないと買わないというよくわからない信条があって,実際には読んでないんですけど.だって,原作先に読んだらがっかりすること間違いなしなんだもん.
■ [Review][TV][Movie] ついでに
鉄道員(ぽっぽや)も軽く見ました.原作が短いからか,やっぱりお水で延ばした味は否めないんだけど,映画館ならこういった日常を切り貼る系の映画は可能だと思うし,映画でしか出来ないよな.
収穫は,鉄子さんの広末涼子.
■ [雑感] 雪国に生きる
結局,どんなにあったかいコートを羽織っていても寒いんだよな.だけど,北国でならその寒さと一緒になれる,シンクロナイズできるんだ.でも,常夏の東京砂漠では,寒さと仲良くなんかなれないから,ずっと震えてないとならないんだ.
■ [Web] 藤子アニメ!
意表をついて,この俺がアニメの話をしたい.
http://www2e.biglobe.ne.jp/~aluvata/fujiko.htm
藤子アニメの全盛期(日曜のフジ・キテレツ大百科を含めて,ほぼ毎日藤子アニメをやっている状態)に幼少期を過ごしたせいか,藤子アニメが好きである.
ドラえもんは小6になって友達と見に行ってたくらいだから,中2くらいまで,「ぐるぐるナインティナイン」(NTV)が金曜7時に引っ越すまでは見ていた気がする.日曜夕方に視聴習慣のあった番組が引っ越してくるまで,ふつーに見ていたわけだw
あとは,オバケのQ太郎.幼稚園のころは,正直好きだった.残念ながらやらなくなってしまったが.
で,まだコミックでオバQ出てないかとググってたら,上記サイトを発見した.
いやー,こんなにもいろいろやってたんかーとびっくりした.ウィークデーの6時代にやってた「パオパオチャンネル」もアニメ目的でよく見ていたものだ.「ウルトラB」「プロゴルファー猿」「ビリ犬なんでも商会」とか,「21エモン」とか,懐かしい.パーマンも,幼稚園時代はもちろん見ていたし,小5のときは再放送を夕方4時にやっていて,委員会活動が長引いて見られなかった時は残念に思ったものだなあ.
このサイトでは「チンプイ」が結構詳しく特集されてるけど,「チンプイ」も見ていた.もう受験のために塾に行っていたのに,周りの子が必死にお勉強をがんばっている時間に堂々と見ていたわけだw 小学校で女子に「越後君って『チンプイ』って見てる?」って聞かれて,正直あまり見ていると公言するのもどうかと思い「いや…」と言葉を濁したら,「ああ,やっぱり(お勉強が出来る子だからテレビなんかみてないよねー)!」といわれたものだ.わたしは,テレビで知識のカサを挙げて,テレビで滅んだ人間ですからw もっとも,周りの男の子は女兄弟がいるからか,「魔法使いサリー」(新しいほう)なんかもよく見ていたようだけど,俺ももちろん見ていたw だけど,女の子が主人公のやつは男が見るものではないらしく,「えー,えっちゃんサリー見てるの??」とか馬鹿にされたものだ.「チンプイ」は林原めぐみ*1が声当ててたんですね.ちょっと驚き.今にして思うと,かなり意欲的な藤子作品だったんだなと実感.
まあ,藤子アニメはよく見ていたんですが,いつもアニメばっか見ていたわけでもないんですね.見なかったのが,「聖闘士 星矢」.幼稚園では男の子ほとんど見ていたのに,俺は見ていなかった.なぜなら,土曜日の7時(関東では土曜7時だったはず!)は,フジの「所さんのタダモノではない」→TBS「巨泉のクイズダービー」という流れだったから.同様の理由で,「悪魔くん」「きんぎょ注意報」とか「セーラームーン」のような同時間枠は興味の外だったわけです.
ついでに,フジの「世界名作劇場」は見てたけど,TBSのアシベあたりになるとあまり見てなくて,日テレのアニメにいたってはまったく見てなかった気がする.「美味しんぼ」や「YAWARA」とか,それからルパンも俺の感性じゃなかったみたいです.
同じように見なかったのが,テレビ東京のアニメ.テレ東はむかしっからアニメをよくやっていた.だけど,テレビ東京で見ていた番組って「関口宏のTVあっとランダム」くらいだなあ.小2の時,スイミングスクールでキャンプに行ったとき,みんなはテレ東のアニメをことごとく見ていたけど,私はほとんど知らなかった.まあ,「ダッシュ!四駆郎」や「ドッジ弾平」のようなコロコロ系のやつは見ていたと思うが.結局,テレ東のアニメは夜6時代で,その時間は「スーパータイム」を見ていたからだと思う.
どうでもいいですが,「エスパー魔美」の魔美は,14にもなってなんで父親の前で脱ぎますか? お小遣いもらってるから脱ぐって…援交少女はこれに影響を(ry
まあ,子供のころのアニメの話,それから戦隊ものの話は,枕としては十分使えますな.藤子アニメは,大人になると大人気なくツッコミをして盛り上がれるので最高です.それがまたいいんだけどね.てか,これってばコースティング(退化現象)ですか?
*1 某エヴァンゲリオンのエクスペリエンスがあると,声優もだいたいが分かってしまう.
■ [ETilog] おかしなGoogle検索
ずっと前にtakaがやってたけど,自分のところもようやく専門色ないサイトを持ったので…
「捨てる技術 雑誌 捨てられない」で1件来てました.さっぱりわからん.
■ [祝] 今年成人の皆さんおめでとうございます.
成人そのものではなく,ようやく「荒れる成人式」の報道がなくなったことにも.
私の記憶では,それまで新成人が生まれた年に何があったかほのぼのしたお祝い報道が一変したのは,1980年度生まれのひとが成人式を迎えた年だったと思う.高知の橋本知事一喝,那覇市成人式が大きくクローズアップされた.81年生まれが新成人を迎えた時は,全国に波及したと思う.82年生まれも相変わらず.この年に至っては神戸連続児童殺傷事件&「17歳の凶行」とセットでかなりウザかった記憶がある(この年は熱海か伊東だったっか.).83年も古川など,「一部」で起こっていた事件を全国に敷衍してくれた.これら4年間は,生まれた時を振り返ってくれることも少なかったと思う.
岩手は岩手で,「全国ではいろいろ騒動があったようだが,そういうこともなくよい成人式が出来た」的報道が多く,このギャップに歯がゆさを覚えた記憶がある.
だいたい,地方では「成人の日」に成人式をすることが少ない.東京キー局の報道の人間がこの事実をどれだけ知っていることか.この事実を東京の旧友に話すと,多少びっくりされるが.
まあ,「荒れる成人式」の報道を報道チーフとして容認してくれた人たち,全共闘世代の連中が若かりしころは,革命のための結婚と称して獣欲にふけり,「総括」と称してバトルロワイヤルを本当にやってたもんな.「そんなん一部だ」と間違いなく言うだろうが,世代論で人をくくるというのはそういうことなんですよ.報道に携わる人間は,その覚悟を持って言説を流していたのかどうか.わたしは,同世代に対する名誉毀損を断じて赦すつもりはないし,同様に4つも5つも離れた世代に対する必要以上なプレジャッジを50にもなってするのを容認する気にもならない.世代間対立を煽ったツケは,間違いなく自分たちの世代に帰ってくることであろう.歴史によって裁かれると,異議申し立てが出来ないから恐いのだ.下らん世代論には,下らん世代論で真っ向対決することを表明しておく.
世代の違和感は,どうしても出てくるものだ.だが,その違和感こそ楽しめないといけませんよね.高校生のころ,中学生だった今年成人の皆さんの学年を城研の最高学年として引っ張っていたころは,それはそれは手に負えない悪童っぷりで参ってしまったが,屈託のなさは大変に可愛かったことを記憶している.
正直,自分はバブルな華やかさを幼少に多少なりとも経験できた(たかがしれてるけど)が,今年の新成人の人たちは,物心ついてから(本当は不況でもなかったのにバブルと比較して)不況だ不況だといわれ,好況を知らない.着地点の見えない議論をしてきて何も問題は解決しておらず,「失われた十年」とか言われていて,今の若い人たちの中ではその大人の醜悪をもろにかぶった世代のさきがけではないかと思う.そんななかでアゲインストにめげずこれだけの成長をしてきたってことは,これから社会の中軸を担う今年新成人の親たちの世代は,実はやり手なのかなとかとも思ったり.
成人式のたびに,「大人の自覚」と言われているが,果たして50になったときの「大人の自覚」が自分はどうなっているのか,他山の石とすることが多いのであった.
2006/01/10(Tue.) バモイというアレンジには愛がある。 この日を編集
■ [時事ネタ] 盛岡市30万都市へ
いよいよ今日の岩手日報の記事から「盛岡市玉山区藪川」へ。岩洞湖も姫神山も盛岡市。
IBCニュースエコー*1では、渋民小学校の子たちにインタビューをしていてこれが面白かった。「村の方がいい」「都会になった気分がして嬉しい」「啄木を盛岡に取られた感じがして悔しい」「啄木も賢治と一緒になって嬉しいと思う」 このバラエティに富んだ回答を見ていて一気に渋民小が好きになった。
IATスーパーJチャンネルでは盛岡市民(旧来の盛岡市地域の住民*2の合併に関する感想も報じていた。「合併のメリットが分からない」——以前も書いた通り、「30万都市」というステイタスそのものは対外的に大変重要である。中核市という制度もさることながら(これは実際に手間が増えるだけで大変になると言う説も根強い。政令指定都市ほどのメリットではないが)、県都の人口が20万人台か30万人台かというのはその県全体のイメージに関わる問題である。盛岡市民なら玉山村民に足を向けて寝てはいけない…ってそれやると北枕になっちゃうけど。「盛岡市はいつまでも田舎であってほしい、マンションとか建って年々都会っぽくなってるでしょ」みたいな話も出ていた。盛岡市には青山町や松園、旧都南村などの「サテライト」も多いが、盛岡市街中心部はいい意味で変わっていないと思う。30万都市ステイタスを獲得しながら盛岡らしさを保つためには、仙台市が取ったように周りを吸い込んでいくか、少し離れたところを宅地化するかしかない。幸い、盛岡には盛岡西口というYet another 盛岡タウンを作っても問題なさそうなところもある。
以前「盛岡市渋民」がいいという記事を紹介したこともあったが、やはり玉山村という名前がなくなるのが寂しいというのが伝わってくる報道だった。渋民小だって、大昔は「渋民村」でなくなるのが寂しいという子たちだっていたはずなのに、今は山間部だった地名由来の「玉山村」でなくなることを惜しむ子たちがいる。たとえ八幡平市になろうと奥州市になろうと南セントレア市になろうとカシオペア市になろうと、一度決まってしまえば数年後にはその市名をアイデンティティにもつ子たちが必ず育つのだ。明治の大合併、昭和の大合併以前の人々から見れば今の私たちの市町村アイデンティティを見て寂しさを思い起こす人たちだっているに違いない。これが、市町村のアイデンティティに不可思議さであり、面白さであろう(いずれこのテーマで1本書くのもいいかもしれない)。
2007/01/10(Wed.) I'm Crying Crying Crying この日を編集
■ [Diary] セルフレームの眼鏡
おっさんの眼鏡を借りてつけてみた.けっこう評判良かったですよ.
うーん,他に買うもの節約して眼鏡もっと作るべきだったのだろうかもしれないなあ.一番身に着けるものだしねえ.
社会人になったら1ヶ月に1本は作ろうかな.あっ…←2つ前のエントリ参照
■ [Diary] 健全な精神に健全な肉体が宿る
そんなわけで(?)、きょうは体調がめっさ悪いです。書きかけの論文USBメモリに入れて帰るべきだったな・・・
まあ、このまま一人で孤独死すればいいんじゃないですか!*1
*1 ついにETilog1にまでこんなこと書く様になったか・・・そんなわけで、最近のオンラインの私はこんな台詞ばっかり吐いて後輩を困らせているのでした
■ [Computer][Mac] Macworld Expoジョブズ基調講演
個人的には,Apple TVやiPhoneよりも,アップルの社名変更(Apple Computer→Apple)のほうが大きい気がしたなあ.
何かあればwebmaster@etilog.netまで