2022/05/29(Sun.) 床上手の処女 [長年日記]
■ [雑感] 「シン・ウルトラマン」を観た
以下、ネタバレは原則無いエントリであるが、見終わってからの感想であることは確かで、事前情報はシャットダウンしておきたいという要望のため改行を入れておく次第だ。
1981年生まれの私からすると、ウルトラマンは「再放送」で何度か見たきりである。仮面ライダーこそ、仮面ライダーBLACKと仮面ライダーBLACK RXがドンピシャ世代。あとは仮面ノリダーか。再放送はあまりなかった。かわりに、ウルトラマンはティガ以前の狭間で新作はなかったと記憶している。 ただ、1990年代は、「ゴールデンタイムで過去の名作を振り返る2時間番組(もしくは1時間半番組)」がやたら多く放送されており、世界名作劇場や懐かしのアニメはそれらで網羅されていたと思う。巨人の星のちゃぶ台返し、「パトラッシュ僕疲れたよ」という台詞の通用などは、そこらで何度も見てたゆえと言える。 銀河鉄道999、ガンダム、宇宙戦艦ヤマトあたりは再放送もなく、「ゴールデンタイムで過去の名作を振り返る2時間番組」でも記憶があまり残らなかった。
ウルトラマンは「ゴールデンタイムで過去の名作を振り返る2時間番組」での記憶が薄く、どちらかといえば再放送で単話単話を観ていた傾向にある気がする。全体でのストーリーを把握しているわけではなく、単にウルトラマンが怪獣をやっつけるのを観て愉しんでたということだ。
で、「鉄腕アトム」は「ゴールデンタイムで過去の名作を振り返る2時間番組」で4回くらいは最終回のシーンを見ており、その結末はかなりの影響を私に与えているはずだ。手塚治虫の立場とは相容れないような中身の気もするが、当時の人たちが持ち得ていた価値観というべきか。
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