2017/10/27(Fri.) Discord [長年日記]
■ [Review][Book] 真面目過ぎちゃいけない
どうも、10月頭に燃え尽き症候群(バーンアウト)気味になってしまって。そんなときにKindleのカドカワのセールがあり、ほしいものリストにずっと入れていた『不登校の17歳。』(青木光恵)を読む。
不登校の17歳。 : 出席日数ギリギリ日記
KADOKAWA
¥1000
作中にこんな一節が。青木せんせ夫妻と税理士さんが話すシーンで、税理士さんの話だ。
高校出てすぐにうちの事務所入る子見てて思うけど大卒の子と比べると力の抜きどころが分からなくてある日突然折れちゃうってパターンが多い気がしますね
あああああああああああああああ!最近燃え尽きてたのは正にこれ。真面目にこなし過ぎちゃって負荷高くして折れちゃうパターン。
実は、私自身「力の抜きどころ」を把握したのは大学院で修士になってからだった。「そこまでやらなくても乗り越えられる」って経験が付いたのがその時だったのだ。下手にフルパッケージでも全力でこなせちゃうと気づくのが遅れるのだ。高校時代に文化祭の模型造りで「まいっか」と妥協の連続をしていても、社会に出てさらに上手な力の抜き方についてパターンをいくつも学んでなお、力が抜けずに燃え尽きちゃうのである。
こればっかりは性格でどうしようもない気はしている。でも、そのことをメタ認知出来ているだけでも大きい。
というか、本には読み時があるけれど、まさに20年に1度のナイスタイミングの読み時であった。
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