2013/04/20(Sat.) お前老けたな [長年日記]
■ [Diary] 最近、東急東横線をよく使うようになった
副都心線との相互直通運転開始後、地下深いと6:4で評判の悪い東急東横線ですが、なぜか無性に使いたくなってしまう私がいます。渋谷駅下車ではあまり使わないのですが、JRでなく副都心線で新宿へ出たくなる、と。新宿は東口より西口に用事の多いワタクシではあるのですが、無性に副都心線利用に切り替わっています。渋谷駅から乗車するとき(ようは、帰り道)についても、自宅がいちおう東急沿線なので10分多く時間がかかっても1社分の運賃でいけることから、よく使うようになった、と。
なんでかなーと考察するに、「相直開始後の渋谷駅に中毒性がある」んですよね。そう、副都心線のスイッチ製の軽薄で明るく楽しい発車メロディと、東横線の向谷実サウンドの重厚志向の対比が、あまりに面白いんですよ。前者は東京メトロの志向そのままに明るく軽いし、後者はどう考えても発車メロディ離れしている和音だし、まさに境界駅なのだと。
渋谷の駅の地下深さはやむなきものだと思っている。駅ホームから改札までの通路は構造上選択の余地は少ない、他に選択肢はなかったものだと理解している*1。渋谷ヒカリエのアーバンコアは、今となってはエスカレーターがあと1本あればと惜しまれる。東急はみなとみらい駅直結のクイーンズスクエア横浜での成功があるだけに、惜しい。現状は新14番出口の出来が旧14番出口より悪く、残念。これも通路が取れなかった故だと思うが……渋谷駅の乗り換えがどうなるか、渋谷駅再開発の評価がどうなるかは、東急百貨店東館跡地の駅ビルにもうけられるであろうアーバンコアの出来で90%決まるだろう。
*1 ただし、階段とエスカレーターの選択については疑義もある。思うに東急とJRはエスカレーターを多用し過ぎ、駅混雑を招いているのではないか。同時期に3駅地下化を行った小田急が仮駅とは言え階段を多用したことと対比される。我々はエスカレーターのトラフィックコントロールについて、意識が足りてこなかったのではないか
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