2007/04/29(Sun.) ぼくのうた [長年日記]
■ [Diary] 乗り換えを3回強いられる
海老名から和泉多摩川へいくことに.
海老名から急行相模大野行き,相模大野から快速急行新宿行き,新百合ヶ丘で多摩急行綾瀬行き,登戸で降りて向ヶ丘遊園始発の各停新宿行きと3回乗り換えさせられた.
■ [時事ネタ] きょうは昭和の日
きょうは昭和の日ってことで,祝日の趣旨を踏まえるべく,河川敷でバーベキューという楽しい思いをしてきたわけですが.
去年,「実は不敬じゃね」って思ったことを率直に書いたので,もう一歩.
たしかに,昭和は激動の時代だった.あの国民全員巻き込んでの戦争は,その当時を生きた人たちにとっては忘れ得ぬ経験だろう.そして,焼け野原から今日の繁栄に至るまでの復興を成し遂げたことも,あるいは民族の誇りとするべきところかもしれない.自分のような昭和ラスト10年に生まれた人間が言うことではないことを承知で書いておきたい.
昭和だけを特別視するのはいかがなものか.
じゃあ明治維新から日露戦争まであった明治は激動の時代ではなかったのか.戦国時代なんてもっと激しい辛酸の日々ではなかったのか.天皇家を真っ二つに割って国内総攬してたのか? じゃあ昭和の人たちは一国だけで世界を敵に回して戦ったのか?(元寇のこと.まあナチスドイツ降伏後は戦っているが).
特攻隊までだして,アジアで他民族巻き込んでまで戦争は過去にはしてないし,国民総出で戦争して,負けて復興したのは昭和だけだって言うのも分かるが,それは傲りではないのか.…前述した通り,昭和ラストに近い生まれの人間が,戦中派のような復興の功績者に言う内容でないのは百も承知だ.ただ,明治の人間だったら明治の日ってつくらなかったんじゃねえかって気がしてならない.
「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」ためにも,疑いを持つことは怠ってはならないと思う.
……いや,昭和の日に反対しているわけではないですよ.休みの日は休みの日として,ありがたく頂戴いたします.昭和ありがとう!
(追記)http://ja.wikipedia.org/wiki/天皇誕生日
Wikipedia見てたら,昭和2年から「明治節」って日はあったようですね.確かに現行日本政府は明治政府の流れをくんでいるわけで,それを考えれば明治政府下の治世である明治や昭和を特別扱いするのは当然という気もする.
何かあればwebmaster@etilog.netまで