2005/04/25(Mon.) 真実はいつも一つ! [長年日記]
■ [研究] 論文輪講
まだ終わっていないわけだが準備。ここに来て解題スピードがぐっと下がる。この非効率さは最低最悪、例によって自己嫌悪がかって作業スピード下がるという。
だいたい、こやつの英語の使い回しが俺にとっては初見の使い方。俺が話す日本語を英語が母語の人間に聞かせたらこんな感じになると言えば、皆さんにもフィーリングがつかめることでしょう。
先週の今頃はかなりヤル気で読み進めていっていたんだが。もはや時間の無駄な気がしてきた。ムカつく。
■ [時事ネタ] 福知山線脱線事故
昼のニュースを睡眠不足ながら見ていたら「脱線事故で16人死亡」って聞いて思わず耳を疑いましたね。そんなきついカーブでもないのに日比谷線の事故以上のクラッシュ具合、しかもマンションにぶつかっているからそっちで死傷者が出た可能性だってあるわけだ。
JR西日本は大丈夫だろうか。信楽高原鉄道の事故のときは「やっぱ3セクは列車運行管理がダメだ」って方向だった気がするが、普通に運転していて単独でここまで激しい事故になったのは類を見ない。置石とかの要因もあるかもしれないが… それから、私が見た限りJR西日本の会見、あれはダメだ。事故時の危機管理がJR西は全くなっていないことが露見した。謝罪会見の時は立って原稿を読み上げるとうつむき加減がテレビに映らなくてエラソーな感じになるので不向きである。このあたりはPR(パブリックリレーション)の常套だと思うが。フラッシュが焚かれて深々と頭を下げる映像が流れなかったのはあとあと不利になってくると思う。最初テレアサの「ワイドスクランブル」で会見映像を見たときは系列局ABC(大阪・朝日放送)が意図的に編集したかと思ったが、いまJNNのニュースをネットで見たらそんなところはやっぱりなかったので…謝罪はしているが、お辞儀の角度が浅すぎる。これはあとあと被害者とその家族の心情を逆なですることだろう。原因は調査中だろうが、お客様を預かる身で被害を出した割にはあまりにふてぶてしすぎる。関西圏は私鉄が発達しているので、せっかく30年にわたって血の滲む思いで構築してきたアーバンネットワークが瓦解する危機的状況だ。
ついでだが、オーバーランはよくあることだとおもう。あのIGRでもうっかり通過することはよくあるみたいだし… だけど、関東の私鉄の中では京王井の頭線がやったらオーバーランしてたけど大丈夫か(3mくらいだけど)。
福知山線は篠山城に行く時乗っていて、神戸を抜けて山陰へ行く趣ある路線だっただけに、そこで未曾有の事故が起きたことははっきり言ってショックである。
何かあればwebmaster@etilog.netまで