2004/10/18(Mon.) 劇画的人間、それは俺。 この日を編集
2005/10/18(Tue.) いのち この日を編集
■ [野球ネタ] はぁ?
ロッテとソフトバンクの壮絶な死闘の感動に水をぶっかける楽天球団の図。
楽天の正捕手は近鉄の正捕手だった藤井でいいとは思うのだが、まだ何があると思う。巨人の村田真一や中日時代の中村といった、古田や城島ほどの選手ではなかった正捕手にもまだ及ばないと思う。
中村は相変わらずの弱気リードが得点圏にランナーがいるときに目立ったし、肩もさほどではない。だが、それを補って余りある、党首の脳路y区の引き出しに成功していた。戦力外には疑問符だ。
だいたい、監督もいない、来期の雇用が保証されていないコーチだけで戦力外を判断できるのか? 次期監督とやらの判断があったのか? これまでの戦力外選手と違って田尾前監督がいたころに通告されたわけではないから、「野球を知らない」と専らの評判の球団フロントの勝手な独断ではないのか?
パ・リーグ番外地、それが楽天野球団幹部。
2006/10/18(Wed.) この日を編集
■ [ETilog9][Review][Book] ひつじが丘読了
もう先週のことになってしまうけど、三浦綾子の「ひつじが丘」を読み終えた。
うーん、「作品の出来は『氷点』以上だという読者からの声もあった」ってのは、三浦光世氏が『三浦綾子創作秘話』で書いていた(この本はたぶん主婦の友社の「三浦綾子小説選集」の巻末解説を集めているのだと思う。というか、自分はそこで読んだ)はずで、実際そういう声があったのだろうが、自分としてはとてもそうは思えなかった。
いや、十分傑作だとは思うのだが、「氷点」を読んだときほどの衝撃でもなかったし、個人的には「泥流地帯」「塩狩峠」にもかなわないってところ。
「氷点」や「泥流地帯」には、作者が意図していたかどうかは知らないが、「裏のテーマ」っていうのが自分が読んだときにはあって*1、そこを見つけるともう離されなくなってしまうのですよ。「ひつじが丘」はシングルテーマだったので、ちょっと、な。
結局、相対的な評価を先に見つけてしまうと、それに引きずられてしまって期待値がやったら高くなり、不運にも評価が下がるよってこと。いや、けっこう辛いことがあったので、いざって時のために取っておいた本をついに抜いてしまったけどなんとかってのがあるのかもしれない。
*1 「氷点」なら犯罪加害者家族、「泥流地帯」なら地方と都市の問題
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