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2004/06/13(Sun.) エティログがとまらない [長年日記]

[ETilog] 日曜定休

書くネタはいくつも頭に思い浮かんでいたのだが、やはり自宅からのVPN接続からではあまり書く気がわかない。なんかVPN接続するとMSNメッセンジャーが1回切れるんだよね。

[Diary] にちようび。

最近、週末は土曜深夜25時出勤、日曜日はNNNドキュメントを見終わった後に出勤というのが多い。朝まで作業して、月曜日の3限のゼミに出る。火曜日は2限にあわせる。で、水曜日はだらける。木曜は4限に合わせて、金曜からまた夜型に。生活のリズムが出来てきたという事か(w

仕事をやっていた頃はこうもいかなかったなあ。

[最近] 本が読めない。

物理的時間ではなく、なんか読み続ける力がない。集中力ともいうか。昔、電車の中で読んでいた頃はこんなこともなかったのに。本は家で読むべきものではないのかもしれない。家の中で読む本は、アウトプットの為に書く本。インプットに専念するなら、家以外のところが最適だ。

…せっかく車持ちなんだから、どこか自然の中に読みに行ってもいいのかも。でも、相変わらず1人じゃ運転するの恐いんです(はあ

[ETilog] 書き始めると

続くねえ。

[雑感] シスコ

ネットワーキングの勉強は悪くないと感じている。昨日もN井君に教えてもらったサイトで暇つぶし問題7割で良い練習になった。

高2のとき、クラスわけは物理履修者だけのクラス3組と、物理履修者と生物履修者が混ざっている2クラスに分かれていた。理科のときは分割授業をこの2クラスは行うわけである。私は生物履修者だったので、後ろの2クラスにいたのだが、基本、生物履修者というのは(1)医学部受験のため、楽勝とされる物理をあえて選ばずに将来を考え生物を履修した人間、と(2)高1のとき物理に挫折して選んだ人間、から構成されていた。当然私は後者だったわけですが(w 物理に比べてとっつきやすかったものの、胃の中の酵素の分解なんたらで化学式が出てくるのに全くついていけず、再試の常連だった。なぜか単位は取れたが… 生物はまだいいほうで、化学はさらにちんぷんかんぷんだった。

いま、無線実験で物理のトピックスが出る事も多いが、ちんぷんかんぷんである。高1の時の実力試験で4点だったのにもかかわらず学年250人中200番台じゃなかったのはいまでも自慢だ。

理科が面白くなくなったのは、やはり高校内容に入ってからだろうか。化学式が複雑になるにつれ化学が分からなくなったし、物理も、公理が文字式になるにつれ分からなくなった。小学生のときは理科で一目おかれていたはずだが。

そんなわけで、最近「新しい科学の教科書I〜III」を読んでいる。いや、買ったのは去年だった筈だが、おそろしいことに中学内容でも精読では挫折する事があるので(w ただ、「どうして」「なぜ」というのが解けたときの悦びはやはり大きい。

先日、研究室で隣の席のMさんに有機ELの本を貸していただいたが、すごい夢がある。希望が持てる。考えただけでわくわくする。理科には夢が詰まっているなあ、と岩手に来て思うのでした

…って、シスコの話からずれてるがな(汗 ここでセクションを変えましょう。

[最近] シスコ(改めて)

セメ1の試験対策のため、ネットワークの勉強をまとまったやったわけですが、やはり「プロトコル」というのは人間が決めたものであるためか、上記の化学やら生物やらより問題が解けるんですよ。すこしでも上げ調子なら、私は図に乗って上昇気流にのっていけるので、なかなかに大学で学ぶ分野としては良い分野かもしれません。

自分は、人文科学や社会科学の畑で生きてきたわけですが、自然科学畑の端くれの方で、やっていけそうな分野が見つかったのは大きいですね。文系学部の大学を出た人間がそろって「大学でやる事に意味はない」と吐きますからねえ。確かに、バイトしまくってそのお金で海外に行っていろいろ得るものはあるのでしょうが、そういう人はたくさんいると思うので、私としては、東京から岩手に行って岩手山周辺を駆けずり回る稀有な人間として、も少し頑張りたいと思ってます。

今週からルータ実習。とりあえず、「楽しみたい」ですねえ。大学に来てはじめての「ソフトウェア演習A」のときの、Solarisを触ったときのような愉しさ、はじめてWindowsをさわったときの愉しさ、花子で絵を描いたときの愉しさ、そういうのを実感したいと思っちょります。

[Review][TV] ニュースプラス1いわて・新OP

4月からリニューアルされたニュースプラス1(全国ネット部分、岩手ローカル部分ともに)ですが、ニュースプラス1岩手の新オープニング、これの出来が物凄く良い。陰鬱なる故郷いわて、そこに満ち溢れているささやかな希望、ちょっとした幸せ、一筋の光…こういったものが短い中に全部表現されている。自分は色々ローカルニュースオープニングも見てきたつもりだが、ローカルニュースのオープニングの中で、ここまで音楽として深いものはないのではないかというくらいに素晴らしい。

誤解を招く恐れもあるので、上記説明に補足しておくが、「陰鬱なる故郷」というのは、とりあえずは「岩手の自然の厳しさ」だと考えていただきたい。これに自分の場合は、東京と地元・神奈川に疲れ果てて北のほうまできてしまったなあ、という気分が加わる。岩手に来て1年目、50数年ぶりの大雪だとかで家の前がふぶいている中盛岡に仕事に出たときには、「なぜ自分はこんなところでこんなことをしているのだろう」と涙が出た。岩手に来て間もなくの頃は、18時21分に関東ローカルの「特集」のコーナーが流れず、ニュースプラス1いわての旧オープニングを聞きながら古里を思い涙があふれたものだ。そういう中で出会ういわての人たち、いわての自然、そういったものに包まれるうちに、私は大分転地療養できたと思うのですよ。それに、今までに抱く事がなかった「土地への思い」を岩手に来て初めて持てましたね。こういう思いが、このオープニングにしっくり来る。ピッタリあてはまる。

この曲は松本哲也によるものだそうで。この方を知ったのは今年初めのTVI制作のNNNドキュメント'04だったが、この番組を見た限りでは、本人も故郷・岩手に対する愛情は複雑なのだと思う。だが、100%全肯定の気分でないからこその愛情のほうが、私は確かだと思う。

幸せと地震は、一度に来るよりも日々少しずつ来たほうが良い、ニュースプラス1いわての冒頭を見ながら、そんな事考えてます。

この春はIBCニュースエコーが久々にロゴまで変えてリキの入ったリニューアルをしたら、視聴率20%とされるニュースプラス1いわてがここまでのリニューアルをしてしまったもんだから大変でしょう。私は、(家にいるときは)日替わりでこの2番組を見ることが多いです。後発2局も大変だと思いますが、mitは「県内ニュースで唯一キャスターが2人とも岩手県出身」という泣き所を突いてくるし、IATも活金情報局が元気なようで。そう考えると、岩手ってローカルニュースのレベルは高い県なのかもしれませんねえ。


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