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2008/02/16(Sat.) どっきゅん [長年日記]

[trip] 今年の正月は

今年の正月は、高校時代の友人らと長野は湯田中へ温泉旅行へ行ってきたのでした。なかなか複数人で旅するというのは珍しいワタクシではありますが、仕事でしでかしたミスを忘れることが出来たりして、グループ旅行も悪くないなと思えたのでありました。

だいぶ日も経ってるので写真絵日記ということで、ライトに書き残してみようかと。

[trip][Place] 冬の川中島古戦場

長野に着いた。普通車指定席がないので豪華にグリーン車(笑)で。

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どこへ行こうかと言うことになったのだが、無難に(?)川中島古戦場へ。

バスで移動してみるも、客は自分ら4人だけ。着いてみると、12月29日~1月3日は併設されている長野市立博物館は閉館だという。風林火山効果か、現地に着いてみると意外と人もいるのに…夏も長野(県南部)旅行してみて思ったのだが、長野県は全般的に観光に対してやる気がないと思う。ホスピタビリティに欠けている。相対評価では、どうしてもそう感じる。

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とりあえず、一騎打ち像の前で一騎打ちのポーズをしあったりして遊ぶ。それで結構楽しめたので、べつに市立博物館が閉館でも問題はなかったわけであるが。

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トイレの「霧の川中島」とわざわざつけられた看板に、某OD氏がうけておられた。

典厩寺へ移動。途中におぎのやがあったので、峠の釜めしの昼食。長野新幹線の車販に搭載されてこず食べそこねたため。

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典厩寺見学。川中島古戦場とここは、およそ13年ぶりの来訪だっただろうか。その間に長野五輪があり、長野駅もだいぶ変わった。みんな「風林火山」をよく見ていたらしく、「信繁さまー」「いがたきぃ」と、諸角ごっこや親方様ごっこで賑やかだったw

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バスで松代へ移動。戦国野郎だったころの自分なら「海津城」として着目していたかもしれないが、この地が、真田信之の子孫が転封されてきた松代藩の居城だったという印象の方が今は強い。佐久間象山といい、なかなかにこの藩は注目されるべき藩だったと思う。そんな松代の町をぶらり。非常に趣があって歩きガイのあるトコだった。

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そんな松代城も良い縄張りなのだが、「中2病」集団の野郎旅、みんなで雪だるまをつくって遊んだ。

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そして、見事に崩壊。

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[trip][Train] 長野電鉄、雪でダウン

疲れたのでそろそろ宿へってことで、長野電鉄の松代駅へ。

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今回の旅は、あくまで某智秘図氏が前日に計画したものだったんだが、私としては松代や湯田中は是非訪れたいところであった。先に書いた松代探訪の欲求もあるが、長野電鉄の松代駅や湯田中駅に惹かれていたからだった。そう、「鉄子の旅」を読んで。

鉄子の旅 3集
菊池,直恵 横見,浩彦,1961-
小学館
¥562

横見氏も絶賛の松代駅、古い木造駅舎は本当に旅になんとも言えない味わいを添えてくれる。この城下町にして、この駅あり。駅舎と街の歴史は切っても切れないものである。

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きっぷは硬券。

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旧日比谷線車両の列車に乗って須坂駅へ。電車の暖かさがうれしい。

ところで、この日は大雪。…別に岩手で6年間やってきた身分で言わせてもらえれば、まだ路面はアスファルトが出ているし、地吹雪が吹き付けてきたわけでもないし、かわいいものねってところだったが、どうやら長野はそうではなかったらしい。否、長野でもそんなすごい大雪ではなかったと思うのだが、それはタイミング良く我々の旅で起こった*1

信州中野駅着。なんとここで、雪のため信号に給電されなくなってしまい、発車できなくなってしまったのである。長野電鉄の運転手氏ほか、司令室でも頑張って動かそうとはしていた。だが、信号機が止まってるのに発車と聞いて、信楽高原鐵道正面衝突事故を思い起こしていたのは、鉄ちゃんな要素のある我々の一部だけでなく、長野電鉄側もそうであっただろう。

そんなわけでなかなか動かないので、きっぷを破棄して湯田中までタクシー移動。さすが、旅にアクシデントはつきものである。

湯田中の宿・望山荘では信州牛のすき焼きを堪能。これは食いでがある。温泉はストレートな感じ。温まる。湯田中温泉は湯量がものすごいのだそうで、もっと箱根並にメジャーになってもいいのかもしれない。

*1 この日、岩手は本当に大雪だったようですが

[trip][Place] ゆけむり号で善光寺へ

翌朝、湯田中駅から出発。特急に100円で、しかも小田急ロマンスカーに乗れるなんて。

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湯田中駅は結構な混雑であった。

長野着。善光寺で初詣。人もすごかったが、拡声器でスリ注意、駐車場あるから路駐しないでねと言いつつ寺の解説をしている坊さんの弁舌のなめらかさがすごかった。

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参拝後は、おやきから甘酒まで飲む食べる。長野市内を散策しつつ、疲れたので暖を求めて昼から酒を飲む。花の舞でも、野沢菜の天ぷらのようなローカルメニューもあり、正月らしい平和なひととき。…みんな家族は(笑)

長野新幹線であっという間に東京帰着。長野は東京から近い雪国。やはり、私にとっては雪が降る風景を見ると気分が落ち着く。毎年、雪が降るところへ行かなければ私はだめになってしまうかもしれない。雪の降るスピードで、私は少し、洗われる。


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