2007/01/08(Mon.) Anniversary [長年日記]
■ [時事ネタ][蹴球ネタ] 盛商、日本一!
試合見ると負けるジンクスがあるので、見ませんでしたよ。見たい番組も我慢するというこの郷土愛、皆さんにおわかりですか?
Yahoo!にて盛商の勝利を知る。やってくれたぜ!
■ [祝] 今年ご成人の皆さん,おめでとうございます.
なぜかこのETilog1では,成人の日に関して毎年コメントを書いているのだが,これはきっと「荒れる成人式」報道への意見表明であったからに相違ない.
おととしは比較的,その世代の人を最大限持ち上げるように書いていた.この代の人たちは,会社で同期となるべく人たちでもある.去年は去年で盛岡市で不幸な出来事があり,やや一部の新成人に注意するコメントを書いた.だが,同時に以下のようにも書いていたのだった.
来年度からは私もそんなこと言えなくなってくる。新成人になる彼ら彼女らに他者の存在を見透かせるように導いてやれなかった責任が私にも降って来るのだ。
今年の新成人には,私にも教育した責任が降りかかってくるような年の差になってしまったのだ.
果たして,その世代の子たちを見てみると,意外と,というか予想以上にしっかりしている.普段は…でも外すときは外さないしね.……直接自分の手がかかっていないからなのかもしれないが,まあ,あれだ.個人的には再来年の新成人がひとつの指標だと思っている.
ところで,ある新成人の人のブログには,紆余曲折しながらもなんとかここまで成長できましたことを、周りで支えてくださった方々に感謝しつつ
…と書いてあった.これは自分に書けない科白な気がした.その点で自分より人間が上かもしれない*1.結局,世代云々がどうであれ,出来ている人は出来ているし,出来ていない人は出来ていない.
……そういえばあんな人やこんな人も今年度成人なんだって,そういう思い出がある人が今年の新成人には多い.本心はともかく,せめて言葉くらいはおめでとうってお祝いしてあげたい*2.
■ [祝] なっちゃん,Mちゃん,おめでとう.
そんなわけで,昨日は二人のパーティーでした.って,テイストとしては「飲み会」ってカンジにして,YOSK手作りヴィデオや,自分の乾杯の音頭,Kずの氏のスピーチなど,手作り感あふれる,学生らしいお祝いに終始しました.
2次会も適当に流れて飲んだけど,TかみとKずのってぃの「こうしてみんなで集まって飲む機会がなかったから,今日はすっごい美味しい酒だった」ってコメントが印象的だったなあ.とにかく,発起人で幹事も務めたけ〜ちゃん,おつかれさま.
二人は,自分にとって最も親しくさせていただいているカップル(夫婦)である.なんせ自分の敷居が高いもので(笑),最初はMちゃんは自分のことをとっつきにくいと思っていたようだけども,お互いにボケのポジションってあたりもあって,二人でみんなにツッコミ入れられて楽しくやらせてもらっている.「エティー」って呼ぶ女の子がそういないこともあり(「エティー」と呼ぶのはたいてい後輩で,さん付けになることが多い),某後輩とか変にそこを気にしているよ(笑).
なっちゃんは,もしかしたら私の友人の中では一番長い時間顔を突き合わせているかもしれない友人である.けっこう,自分は一人を好む傾向があって,どんなに親しい友人でも一緒にいる時間ってのはそんなでもなかったりするんだけど,研究室を4年以上も一緒にしていることもあって,大学院願書出すときや院の審査の資料を刷るときも,一緒にやる機会が多くて,自然そうなることが多い.正直,タイプが違うこともあって,なっちゃんには我慢してもらっている部分もあった気がするけど,そのあたりをうまくかわしてくれているなってあたり,そこのあたりに能力の高さが窺えるなーとか思っていたりする.自分がやらなければいけない部分も,多く研究室でやってもらっているわけで.正直なっちゃんがいなければ自分は研究室ではやっていけなかったのは事実.
おととし,去年と研究室の皆で集まって宅飲みすることが多くて,自分はいつも参加させてもらっているわけだけど,荒れ狂う者共を収容してくれる家主と,いつもお料理(と鳩芸)を振舞ってくれる奥様には,ホント,交流の場を設けていただいて感謝の念だけです.
ま,ホントは「家族ぐるみで」お付き合いできるようになればいいんだけどね……えーと(以下略)
■ [雑感] 新婦のご友人のスピーチが重い言葉だった
パーティの中では(おそらく)唯一の既婚者で*1,それを踏まえてコメントするってことで「なんでこんなひとと結婚したんだろうと思うときがくる」って話をされていて,それでも夫婦なんだって思うとやっていける,新婦を泣かしたら承知しないからって趣旨のコメントだった(記憶違いがあるかもしれない.あとでビデオみて確かめたい).
生々しい実感に基づいた祝福の言葉でした.新婦の目には光るものがあったり,新郎側招待客一同感じ入っていた.
嫌な面をたくさん見ることになるけど,それでも唯一のパートナー.本当に感動的なコメントだった.
おそらく,自分より年下の筈なんだけど,人の親になると急速に人間大人びるなあ.
*1 お子様連れのご参加でした
■ [Essay] もしあなたを例えるとしたら
よく,就活中の面接でありがちな質問で,スポンジって答えてみたり,タンポポって答えてみたり,それでグループ面接のときはドン引きされたりもするものだが.確か,J社の最終面接でそのような質問をされて*1,「日陰」って答えて,まあそれで内定が出たから良かったが,答えとしてはいまいちだったなあ.
いま,答えるとしたら「ひまわりのような人間です」って答えるような気がする,そう,J社の面接の後,今一度考えて見たらこういう答えになったのだ.
ひまわりは,人を楽しませる花No.1だという.自信はないが,私は人を良く楽しませている「らしい」(今一度書くが確証はない).だいいち,ひまわりの花そのもの,背も高く立派にすっくと伸び,花そのものが太陽のように華やかに見える.
でも,ひまわりの花は太陽の方を向いて,いっぱい背伸びしているわけだ.日差しがあるうちは常に太陽の方を向いている.太陽の方を向いているって,太陽がなければ光を持たない月のようなものではないか.そう,見かけの華やかさとは別に,太陽がなくば生きていけない,植物としての悲しい宿世をひまわりもまた背負っているのだ.
……まあ,最後にぱあっと種を提供できる人間になれればいいのだけどね.
こう書いていくと,「月」に形容してもいい気がしてきたな.「お姫様体質」ってもっと的確に示せるフレーズも用意したけど,こっちはいつも使えないしね.
*1 いま,就活日記を見返してみたら「一言であなたを言い表すとどんな人間か」という質問だった
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